VWは失地回復なるか?5つの信頼回復策を発表!

排ガス不正問題によるイメージの悪化で輸入車トップブランドの座から転落したVWグループジャパンが、5つの柱からなる「Think People.ACTION」という名のプロジェクトを始めた。その中身と効果を検証した。

昨年9月にアメリカでのディーゼル不正問題が明らかになって以来、VWの日本販売台数は10月には輸入車ブランド3位の2403台(前年同月比52.0%)に低迷。11月、12月も前年同月比60%台が続き、VWの2015年通年の販売台数はベンツに1万台以上及ばない5万4766台(81.2%)の2位に留まり、輸入車販売ナンバーワンの座はベンツの手に渡った。

今年になってからもVWの日本販売台数は1月から3月まで前年同月比70%台が続き、4月にようやく2346台(92.0%)を販売。回復傾向にあるものの、1月から4月までのブランド別の輸入車販売台数では1位ベンツ2万1222台(96.4%)、2位VW1万5937台(77.5%)3位BMW1万5485台(108.1%)と、VWにとってはベンツを追うどころかBMWに猛追される厳しい状態が続いている。

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ブランド別輸入新車販売台数トップ10(2015年度)

順位 ブランド 台数 シェア(%)
1位 メルセデスベンツ 6万3999台 22.77
2位 VW 5万32台 17.91
3位 BMW 4万7158台 16.78
4位 アウディ 2万7760台 9.88
5位 BMW MINI 2万1640台 7.70
6位 ボルボ 1万3798台 4.91
7位 Jeep 7277台 2.59
8位 ポルシェ 6802台 2.42
9位 フィアット 6502台 2.31
10位 プジョー 6393台 2.27

辛い状況ではあるものの、明るい兆しも見えてきた5月17日(火)、VWグループジャパンは今年3月に新社長に就任したティル・シェア氏のメディアへの紹介と信頼回復に向けた新プロジェクトの発表を兼ねた記車会見を開いた。

新プロジェクトの名は「Think People.ACTION」具体的には5つの柱から構成されており、以下その内容を紹介してみよう。

「Think People.ACTION」の具体的な内容

  1. 商品力向上
    ・ポロ、ゴルフ、ゴルフヴァリアントの値下げ
  2. 気軽に乗ってもらうために
    ・残価設定ローン[ソリューションズ]の拡充
    ・新たにバンパ&ドアミラー補償サービスを無償付帯
  3. 安心して乗ってもらうために
    ・VWケア 安心プログラムの拡充
    ・ロードサービスなどのエマージェンシーアシスタンスの適用について、初年度登録から3年を⑤年に延長
  4. ユーザーへのアピール、体験機会の拡充
    ・カーサイロ、パーツデポなどがある豊橋本社見学ツアーを4月開催の後、10月までに3回開催
    ・3週間のロングモニター実施(モニターで集まった声は公開する)
    ・VWの技術体験の機会であるVW Tech DAYの開催
    ・オーナーにVWの魅力を語ってもらうコンテンツ「My VW STORY」の開設
  5. オーナー同士のコミュニティの開設
    ・オーナーボイス委員会の開設
    ・ディーラーでエコランテク、メンテナンス、安全装備の細かい設定方法などをレクチャーする「VWオーナーズクリニック」の全国展開開始

1.より魅力的な商品を提供する

簡単に言えば主力のポロ、ゴルフ、ゴルフヴァリアントの量販グレードの実質的な形を含む値下げと、ポロのベーシックグレード「トレンドライン」(199万9000円)の追加である。値下げの具体的な例をあげると、ゴルフのベーシックグレード「トレンドライン」はホイールをスチールに変える仕様変更を含め約16万円値下げし249万9000円といった具合だ。

ポロは200万円、ゴルフは250万円を切る価格設定というインパクトは十分にある。一方で5万円程度の値下げと考えられるゴルフの最上級グレードTSIハイライン(328万9000円)では、メルセデスベンツのA180(326万円)やボルボV40のT3(324万円)あたりがライバルとなり、装備こそ上回るが、驚きをもって迎えられるほどではない。

2.気軽にVWに乗ってもらうために

輸入車の購入方法で利用が増えている残価設定型ローンのサービス強化を訴える。VWの場合は既定のコンディションの範囲であれば最終的な買取額が以前から保証されている点と、新たにバンパーとミラーの傷の補償サービスが無償で付帯されることが強調された。前者、後者ともこういったサービスを行っているブランドは少なく、VWに対する親しみやすさは確実に向上したといえる。

3.より安心してVWに乗ってもらうために

強調されたのは新車購入時に付帯する24時間体制のエマージェンシーアシスタンスの有効期間がこれまでの3年から5年に延長された点だ。輸入車にこの種のサービスがつくことは多いが、無料なのは新車から3年までというブランドばかりなのを思うと、VWのエマージェンシーアシスタンスの安心度は高い。

4.VWをより身近に体験し、ユーザーに納得した上で選んでもらえるように

VW車は愛知県三河港で陸揚げされるが、出荷前点検やパーツデポなどの機能を持つVWグループジャパンの豊橋本社は港に直結している。その見学ツアーの実施や興味ある車種の三週間のロングモニターを始める。

輸入車ブランドで自社の基幹設備の見学を受け入れているのは、VW以外ではベンチの豊橋VPC(新車整備センター)くらいしかなく、価値は高い。モニターの方もモニター自体がないブランドもある上に長くても1泊2日程度というのがほとんどであることを考えれば、3週間も「自分に合うか」を考えさせてくれるVWのロングモニターは実に良心的だ。

5.VWオーナーの絆を尊重し、さらに深めるために

VWユーザーが気軽に相談や質問ができるような窓口的な存在である、「オーナーボイス委員会」の開設と、これまでも限定的に実施されていた愛車に対するアドバイスなどを全国のディーラーで行う「VWオーナーズクリニック」の展開を発表。「オーナーボイス委員会」は未知数な印象を強く受けるが、オーナーへのアドバイスは購入後の地道なケアのひとつとして評価できる。

今回発表された「Think People.ACTION」の内容は誠実な商品戦略や顧客対応を積み重ねながら信頼を回復するという、VWの持つ堅実なイメージにも通じるものだ。車自体は申し分ないだけに、ユーザー本位の姿勢が伝われば、VWが信頼を回復し、再び輸入車トップブランドに返り咲く日はそう遠くないかもしれない。

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