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GT-R NISMO 緊急発表!2017モデルは究極の性能を手に入れたのか?

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20psアップの570ps2パワーアップされた最新バージョンの日産GT-R。その進化のポイントと走りのレベルアップをスパ・フランコルシャンで徹底的に試した!

GT-Rが目指すのは上質な乗り心地とレーステクノロジーに基づく圧倒的な速さ。14年モデル試乗会でのテーマだ。

「最新のポルシェは最良のポルシェ」これはポルシェが年々進化することを意味した言葉だ。GT-Rも同じで年改ごとの試乗会が開催されてきた。しかし、なぜか2016年モデルの発表は行われず、1年飛んで2017年モデルのお披露目が開催されたのだ。

そのステージはF1GPが開催されるスパ・フランコルシャン(ベルギー)のサーキット。そしてデュッセルドルフ空港(ドイツ)からの往復路。田舎道あり、アウトバーンあり、そしてサーキット走行ありのGT-Rならではの試乗会である。

走り出してすぐわかる直進安定性の高さ!

デュッセルドルフ空港の駐車場を出て、アクセルを踏み込んだ瞬間にエキゾーストノートのトーンが一段と上がる。新型はエキゾーストがチタン製に変更され、デュアルマフラー左側に排ガスをコントロールする電子制御バルブが装着された。このバルブは2800rpm以上がRモードで開く。つまり、2800rpm以下であれば以前より静かになった。深夜の帰宅などに迷惑にならない。とはいえもともと音が大きいが。

これに加えてBOSEスピーカーから発するアクティブ・ノイズ・コントロールもチューニングされている。

空港を後にして、まず走り始めたのがアウトバーン。そう、走速度無制限区間が存在するドイツの高速道路だ。

やはりここでは超高速走行を試そう。Rモードを選択し、ATモードのままアクセル全開にすると排気サウンドのトーンが鼓膜に心地よい。トップエンドの7000rpmまで一気に回り、6速DCT(デュアルクラッチ)が次々にシフトアップ。記録した最高速は298km/h。まだ余裕があるが周囲の交通状況を考慮してこの辺で心にストップをかける。ブレーキを踏み込むと、予想したとおりの減速Gが発生し速やかに速度が落ちてゆく。左手パドルを引く瞬時にシフトダウン。

このとき一瞬高まるブリッピングサウンドが心地よい。エグゾーストサウンドは、レーシーさを維持したまま耳障りなノイズを感じなくなり、超高速走行でも疲労感は無い。

298km/h、この超高速安定感が増している。実はエンジンに気筒別点火時期制御を採用するなどして約20psアップの570psを発生している。確かに中高速でのレスポンスがより鋭くなっているが、これはNISMOバージョンに採用されていたシステム。つまり、NISMOがベースとなっているのだ。

このパワーアップにより冷却系を強化するためにラジエーターグリルが大きくなり、これによる空気抵抗増大を補うためにボディ形状がリファインされている。外観上ではっきり識別できるのはCピラー周りがすっきりしたデザインになったこと。ボンネットにプレスラインを入れたことで、超高速時にエンジンフードが振動することも解決した。

高速道路を降りたベルギーの田舎道は素晴らしい景色。緑となだらかな丘が織り成すコントラストは旅人の心を癒してくれる。ワインディングでも最高速は90km/h。ここで感じるのは乗り心地がコンフォートになったこと。ダンパーをRモードにしても凹凸路面の初期入力がマイルドになっている。くわえて、室内が静かになった。高速道路も含めて快適感が長続きする。

インパネ周りのデザインの変更され、ナビディスプレイが7から8インチにサイズアップ。これによりエアコン送風口がナビ下にデュアルとなって移動。くわえて、カーボンのセンターコンソール上にナビを操作するITコマンダーが追加されている。このあたり、操作性が欧州車並みに。

ウェットのスパでも圧倒的な安定性

スパ・フランコルシャンに到着。夕刻でおまけに雨、だがすぐに走り始める。サスセッティング、姿勢制御など全てをRモードに設定して全開走行。ウェットでもハンドリングが良く限界も感じやすい。限界を超えてもスポーツモードのスピンコントロールがしっかりサポート。特にパワーONでのコーナリングはアクセルをちょっと踏み過ぎればリアがパワースライドを起こすが、車の方でかなりコントロールしてくれる。

絶妙だったのはウェット高速コーナリング。車がとても落ち着き、路面への吸い付き感と路面情報を的確に伝えるダイレクト感に感動。

17年モデルのGT-Rは、普段普通に乗っても快適で楽しかった15年モデルがさらに昇華した、ひとつの完成域に達している。

GT-R2017モデルのここが進化のポイント

  • 気筒別別点火時期制御を採用するなど、より精密なエンジン制御を実現することで、最高出力は20psアップの570ps。
  • フロントバンパー形状、サイドシル、リアバンパーなど空力性能を高める形状とした。
  • ボディ剛性、サスペンション剛性などを徹底的にブラッシュアップ。スラローム中の車速は40%高まる。

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