新型レクサスCTの驚異的進化

現在日本で販売されるレクサスブランドは9車種。LS、GS、HS、ISのセダン系が4種類。セダンベースのクーペ、RCがあり、LX、NXのSUVが3車種、そしてボトムエンドに5ドアハッチのCTという構成だ。

来年早々にはラグジュアリーなクーペモデルLCが加わる予定だが、13年にフルモデルチェンジを受けたIS以降、レクサスデザインが劇的に良くなっているという評価がある。

14年に登場したNXとRC、昨年デビューのRX共に、世界のプレミアムブランドのライバル車と比較しても競争力のあるデザインを獲得していると言っていい。

特にRCでは、独特のルーフ形状、グラマラスなリアビューなど、クーペモデルに求められるエレガンスと動的なボディラインを兼ね備えたスポーティなクーペとして世界的に評価が高く、NXにしても抑揚のあるボディサイドの処理など新しいボディラインで個性を発揮、新しいファンを獲得している。

【広告】


新型CTの成否がレクサス飛躍の鍵

このレクサスデザインの変化は11年に1度子会社に執行役員として転出した福市得雄氏を豊田章男社長が常務役員として呼び戻したことによる。

現在福島トヨタの専務役員であり、レクサスインターナショナルの代表を務める。以前、「レクサスだけのデザインを生み出すこと。トヨタと明確な差別化を図ること」の2点を大きなテーマとして掲げたが、ようやくレクサスブランドが世界で定着してきたのは、そうした福市氏の狙いが結実したということだろう。

レクサスは昨年度、グローバルでの販売が好調で、約65万1000台に達した。前年比で112%、日本では約4万8000台を販売し、同109%、欧州では約6万8000台で、同120%といずれも伸長している。

牽引役となっているのは世界の潮流であるSUVのNXだ。これにIS、RCなどが人気だが、昨年フルモデルチェンジしたRXの上乗せがあるはずで、今年度もさらなる伸びが期待できる。

かつては同じトヨタ車なのに100万円も高いと言われていたが、近年はデザインはもとより、その品質感、乗り味、販売店のサービスなど、日本での評価も高まっている。台数を稼ぐことが期待されるCTクラスが売れれば、レクサスのプレミアムブランドとしての地位はさらに安定したものになるはずだ。

メルセデスベンツも、日本ではAクラス、Cクラス、それから派生したGLA、CLAなどが台数を稼ぎ、販売台数では今やVWを凌ぐまでに成長している。つまりレクサスの成長の鍵を握るのはCTというわけだ。

ボディは2タイプ 注目はSUVモデル

そのCTで注目は、ボディタイプが標準の5ドアハッチバックに加えて、SUV系もあることだ。この2つのモデルを欧州の各メーカーのように別ネーミングとして販売するかは現時点では不明。

しかし、メルセデスベンツのAクラスとGLA、アウディのA3とQ3、BMW1シリーズとX1のように、一般的な5ドアハッチバックとそれをベースにしたSUVをラインアップすることは間違いない。日本車でもインプレッサスポーツとXVがハッチバックとSUVの2タイプを持ち、新しい魅力を引き出している。

CTの場合も、ボディデザインはほぼ共通。ただし、SUV系はホイールアーチが拡大され、車高も高くなる。ルーフレールが追加されることで、オリジナルの5ドアとの差別化が図られる。

フロントデザイン、リアデザインは、ほぼ共通になると思われるが、メルセデスベンツGLAのように前後にアンダーガードのようなパーツが装着されるかも知れない。

全体としては一連のスピンドルグリルのデザインながら、上端がボンネットフードまで回り込み、ヘッドライト形状もまたこれまでとは異なった戦闘的な表情となる。

リアビューも大きく左右まで回り込むラウンド形状のリアコンビランプが個性的で、ルーフ左右の後端が延長され、独特なデザインを形成していて、これも新しい。

しかし、最も注目すべきポイントはサイド面にある。リアフェンダーの張り出しもあるが、サイドシル上方の処理も起伏に富んだもので、全体にスポーティで、そのエレガンスに感じさせるデザインと言っていいだろう。

【広告】


ハイブリッドの他にターボやPHVもある?

気になる動力性能だが新型CTはプリウスのプラットフォームと共通になる。いわゆるTNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャー)で、軽量、強靭なシャシーに生まれ変わる。

エンジンもプリウスと同じで1.8Lの2ZR-FXE(最高出力98ps)+モーターのハイブリッドとコンベンショナルな2LのNAの予定されるが、日本に導入されるかは未定。この2Lは現在NXに搭載される2Lターボエンジンからターボを取ったニューエンジンで、8AR-FSと呼ばれる。

これに加えて、オーリスにも設定される1.2L直噴ターボ、8NR-FTSの搭載も検討中と言われるが、パフォーマンス的に、オーリスと同じ最高出力116psでは非力という判断で新しく1.5~1.6Lクラスのターボを搭載する可能性もあり、ターボモデルは1年ほど遅れて投入となるかもしれない。

さらに次期CTにはプラグインハイブリッドの設定を考えられ、その場合のデザインをどうするか?検討に入っているということだ。

10月にも発売するプリウスの場合、既に公開されているように、標準のプリウスとプリウスPHVの場合、前後デザインが差別化されている。同じような手法をとるかどうか?気になるところだ。

レクサスのイメージはスポーティ、エレガント、そしてクリーンでもあり、特にハイブリッドはテッパンで2015年の販売比率では約23%を占めている(日本では約65%がハイブリッド)だけに、次期CTはハイブリッドとプラグインハイブリッド共に設定される可能性は高い。価格は350万~500万円と予想され、まさに世界のプレミアムコンパクトとガチで勝負する!

次期レクサスCTとライバル車の比較

グレード 次期CT200h 4WD
(予想)
メルセデスベンツ
GLA2504MATIC
アウディQ3
2.0TFSIクアトロ
BMW X1
xDrive20i
全長☓全幅☓全高(mm) 4380☓1800☓1530 4430☓1805☓1505 4400☓1830☓1595 4455☓1820☓1610
ホイールベース(mm) 2700 2700 2605 2670
エンジン 直4DOHC+モーター 直4DOHC ICモーター 直4DOHC ICモーター 直4DOHC ICモーター
排気量(cc) 1797 1991 1984 1998
最高出力(ps/rpm) 98/5200
システム最高出力122ps
211/5500 180/4000~6200 192/5000
最大トルク(kgm/rpm) 14.5/4000 35.7/1200~4000 32.6/1400~3900 28.6/1250~4600
トランスミッション CVT 7AT 7AT 8AT
車重(kg) 1440 1570 1620 1660
JC08モード燃費(km/L) 35.0 14.0 15.0 14.6
価格 380万円 487万円 469万円 473万円
【広告】
【広告】

【コーヒーブレイク】

新車を買う時、値引きと同じくらい重要なのが下取り価格。
いくら値引きを頑張っても、下取り価格が安ければ、何にもなりません。
特に、7年落ちになると、ディーラーでの査定価格はほぼゼロです。

しかし、中古車販売店での査定価格は違います。
車種によっては驚くほど高価に買い取ってくれる場合があります。
そんなこと、ディーラーは百も承知ですが、業界のルールとして7年落ちはゼロ査定なんです。車種によっては30万円以上の差が出るというのに・・・

だから、事前にネットで査定しておくべきです!
かんたん車査定ガイドならたった32秒の無料査定です。
しかも、営業電話が来る前に概略価格が分かるんです!
これをやるかやらないかで30万円変わると思うと。。。

▼ここをクリック▼
かんたん車査定ガイド

 


かんたん車査定ガイド

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加