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進化型プリウス!ハイブリッドとEVのいいとこどり12月市販開始!

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プリウスPHVは2時間の充電でEV走行60kmを実現!

重厚で上質な乗り心地

新しいプリウスPHVは、もはや「プリウス」を名乗らなくてもいいんじゃないか?と思えるほどの大変身を遂げている。

EV走行距離が中途半端だった先代を反省し電池容量2倍、EV航続距離はほぼ3倍。デザイン的にも標準プリウスから大幅に変更し、まるで違う新しい車であることを主張している。

実際に乗ってみた時の印象も、スルスルッとモーターで発進するところまでは標準プリウスと同じだが、そこからモーターのまま120km/hまで加速。EV慣れしている人にはおなじみだが、この加速感が実に静粛かつスムーズなのが新鮮だ。

また、電池でリアが重くなっていることもあって、標準プリウスと基本同じシャシーとは思えないほど乗り心地も重厚。

吸音性能の高いインナーフェンダーをおごるなど遮音にも気を使っているから、乗り味全体に「クラウンも真っ青」と言いたい高級感が漂っている。

こうなると、注目されるのは販売価格。割安感のあるプライスで登場したら、人気沸騰間違いなしだ。

 

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ノーマルプリウスよりPHVを待て!

来年にはトヨタのハイブリッド車は累計販売1000万台を突破する見込み。これはハイブリッド車が「普通の車」になったことを示している。そうなると市場は「次の一手」を要求してくる。

例えば、カリフォルニア州が18年モデルから「ハイブリッド車をZEVから外す」と決めたが、これは「ポストハイブリッド車を早く出せ」という明確な圧力。プリウスPHVはそういう市場の要求に対する回答だ。

まず、EV航続距離60kmというのが立派。CARB(カリフォルニア大気保全局)がPHVに求める燃費基準はもちろん、EUのPHV優遇策(EV航続距離25km以上でCO2排出量割引)もダブルスコアでクリアしている。

さらに、単なるエコ一辺倒のアドバルーンではなく、商品性も極めて高い。標準プリウスから思い切って変更した内外装のデザインは、少なからず上昇するであろう価格分を納得させる魅力を備えているし、走りのクオリティも1クラス上の風格がある。

プリウスPHVを純EVとしてみたら、パフォーマンス的にはアベレージ。それほど絶賛するほどのものとは言えない。しかし、「電欠」の心配なしに誰でも楽にスムーズなEV走行を楽しめるという意味では、今手に入るEV/PHVの中ではこれが間違いなく完成度ベスト。

静止から120km/hまで静粛でスムーズなEV走行が持続するのはもちろん、電池残量が低下したときやフルパワーが必要となった時のエンジンとの協調性能、

EV走行に対応して徹底的に遮音性能を高めた静粛性の高さや、しっとりとして重厚な乗り心地。トータルなPHV性能や商品性ではまずこれの優位は揺るがない。

 

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タブレットのような大型モニターが目を引くインパネ

インテリアに目を移すと、センターパネルに目が行く。縦型11.6インチの大型モニターが猛烈に存在感を放っている。

このモニター画面にはカーナビマップはもちろんのこと、PHVならではのエネルギー使用状況がリアルタイムでグラフィック化されて表示されるなど、大型モニタを活かした見やすい画面表示が魅力的。

また、カーナビの地図表示の場合も、ヘディングアップ表示では進行方向を広めに表示することが可能で、より地図画面が見やすくなるし、画面を上下2分割表示することで地図を表示したまま他の機能を使うことも可能となる。

このセンターパネルのデザインに合わせてインパネ全体の造形にも若干手が入れられており、ノーマルプリウスとは室内の雰囲気は大きく異なるものと成る。

乗車定員はノーマルプリウスの5名に対しPHVは4名となり、後席はセンターにアームレストが設置された分割タイプとなる。

色々な理由があろうが、乗車定員を1名減らすことで車両総重量を小さくすることが可能となり、PHV用に大型化されたバッテリーによる重量増を相殺する狙いもあるのだろう。

バッテリーの拡大により荷室は床面が100mm高くなっており、荷室容量はその分小さくなっている。

プリウスPHVの技術

今回のプリウスPHVで技術的に興味深いのは、モーター出力を高めるためEV走行時にはジェネレーター側もモーターとして機能させる変更が加えられたこと。

従来はモーター出力72psだったところ、今度はジェネレーター31psが加勢するのだが、エンジン直結のジェネレータをモーターとしても機能させるためにワンウェイクラッチを追加。

これで、エンジン停止時にもモーターとして自由に回転できるようになる。

面白いのはそのワンウェイクラッチ。普通、ATなど駆動系のワンウェイクラッチは「スプラグ」という方式を使うことが多いのだが、プリウスPHVは「ラチェット」方式を採用。

コンパクトなサイズで大きなトルクを伝えられる特徴を重視している。

この辺り、ただでさえ制御が複雑なTHS-Ⅱが、さらにややこしくなるように思えるのだが、担当エンジニアは「余分な電気はバッテリーがバッファになってくれるんで、パワー系の制御は意外に楽なんですよ」とのこと。

プリウスは本当に頭のいい人が造っているんですね。

プリウスPHV主要諸元

プリウスPHV プリウスA
全長☓全幅☓全高(mm) 4645☓1760☓1470 4540☓1760☓1470
ホイールベース(mm) 2700 2700
車重(kg) 1510 1360
エンジン 直4DOHC 直4DOHC
排気量(cc) 1797 1797
最高出力(ps/rpm) 98/5200 98/5200
最大トルク(kgm/rpm) 14.5/3600 14.5/3600
モーター出力(ps) ①72、②31 72
モータートルク(kgm) ①16.6、②4.1 14.5
バッテリー リチウムイオン リチウムイオン
タイヤサイズ 195/65R15 195/65R15
Cd値 0.25 0.24
EV航続距離 60km以上
JC08モード燃費(km/L) 37.0(ハイブリッドモード燃費) 37.2
価格 320万~350万円 227万7563万円

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