ムーブキャンバスはタントとムーブのいいとこ取り？

ムーヴキャンバスのポイント

• クラス初の両面スライドドア
• 国産車初の後席シート下収納「置きラクボックス」
• 軽自動車初の「ステアリング連動ヘッドランプ」
• ダイハツ初「パノラマモニター」採用
• e:Sテクノロジー採用で28.6km/Lの低燃費を実現

経の市場構成の中で多くを占める女性をターゲットとした、新型ワゴン「ムーブキャンバス」が２０１６年９月７日に発売された。

ムーブという名前を冠してはいるが、基本構造はタントのものを使用し、ムーヴで培った低燃費技術や操縦安定性技術を採用した、いいとこ取りな車となっている。

JC08モード燃費は28.6km/Lで、タント（28km/L）を上回っている。タウンユース中心のユーザーがターゲットということで、NAエンジンだけでも十分と判断し、ターボエンジンは設定していないそうだ。

この車は燃費もさることながら、その充実の装備が注目ポイントとなっている。「両側スライドドア」「AFS（ステアリング連動ヘッドランプ）」、後席シート下収納の「置きラクボックス」など、軽初やダイハツ初といった装備を採用。

さらに、衝突回避支援システム「スマートアシストⅡ」や車の上から見下ろしているように周囲を確認できる「パノラマモニター」も採用するなど、盛りだくさんの内容となっている。

タントの強力なライバルとなり得る1台と言えるだろう。

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ムーヴキャンバスの特徴

• 水平基調で、随所におおらかな面を取り入れた、落ち着いたインテリア。視認性に優れた自発光式大型センターメーターを採用している。
• シートはプレーンで飽きのこないデザインを採用。「メイクアップ」ではソフトタッチな表皮と専用シートパイピングで仕立ての良さを強調。
• ケースモード、バスケットモードと使い方を選べる後席シート下収納「置きラクボックス」で荷物の安定した収納が可能。
• スタンダードな車両の他に、XグレードとGグレードには様々な加飾やコンビランプなど上質感を表現した「メイクアップ」を設定。ボディカラーは全17色。

ムーヴキャンバス主要諸元

※全高はムーヴ1630mm、タント1750mm
※エンジンはNAのみ