昭和のライバル対決 クラウンvsセドリック/グロリア

71年、クラウンは4代目とフルモデルチェンジした。スピンドルシェイプと名付けられたその4代目のスタイルは大不評。わずか3年半で5代目にフルチェンジした。この間、クラウンはライバルのセドリック/グロリアに大きく水をあけられてしまった。

何しろセドリック/グロリアは2ドアと4ドアのピラーレスハードトップ、それに4ドアセダンを用意。特にパーソナルユースで人気のハードトップの車種揃えを充実させ、販売を伸ばしたのだ。

そこで、クラウンも5代目では4ドアピラードハードトップを採用。デザインも革新路線をやめた。そしてこの5代目で一気にセドリック/グローリアに追いつき追い越したのだ。

現行車のライバル対決は?

クラウンは2Lターボが復活し、ハイブリッドと合わせると、ワイドバリエーションになり、多くのユーザーのニーズに応えられる車になった。

しかし、2Lターボは3000回転以上にならないとトルクが盛り上がらず、スポーツ性はイマイチ。ハイブリッドはモーターでの走行距離も伸びず、物足りなさが残る。

走りのフィーリングもスタートからググーンと行くセッティングではなく、大人しめだ、気になるのは予防安全装備。トヨタ最新のセーフティセンスではないのだ。

一方、フーガは全車に自動ブレーキを標準装備。ハイブリッドはEVとしての性能も高い。走りではリアサスのメカニズムなどは凝っており、レベルが高い。技術の日産の実力が感じられる。

ただし、現行クラウンvsフーガの販売台数は2016年7月で、クラウン2340台、フーガ248台とクラウンの圧勝である。

  • トヨタクラウン
    2.5L、3.5LのNA、2Lターボ、それに2.5Lハイブリッドと幅広いエンジンバリエーション。価格は373万~610万円
  • 日産フーガ
    2.5Lと3.7LNAのV6エンジンと3.5Lハイブリッドのパワーユニットを設定。価格は477万5760~693万9669円。
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