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スイフト(4代目)フルモデルチェンジ 新技術も満載!

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スイフトが4代目へとフルモデルチェンジ。新型はプラットフォームからエンジンまで一新され、車重は先代より約120kgの軽量化を実現。すべてが新しくなった新型スイフトの走りはどうなのか?

走りの良さを武器に、世界中に多くのファンを持つのがスズキのスイフトだ。16年4月、スズキの車としては最短となる11年5ヶ月で世界累計販売500万台の偉業を達成している。

スズキを代表するコンパクトカーに成長したスイフトは、12月下旬に満を持してフルモデルチェンジに踏み切った。

従来のイメージを残しつつ、個性を強めたデザイン

エクステリアは、誰が見てもスイフトとわかるデザインだ。が、DNAを受け継ぎながら大胆に進化させている。

ドア後方からリアにかけて先代の面影があるが、フロントマスクは大きく変わり、個性を強めた。また、リアピラーに埋め込んだドアハンドルも特徴の1つだ。

ちなみにボディサイズは先代とほとんど同じだが、全長は10mm短くなった。そしてホイールベースは20mm伸びている。全幅は先代と同じだ。

1695mmにとどめ、小型車サイズを死守した。しかも最小回転半径は4.8mと、先代より0.4mも小さい。前輪の切れ角を広げているから小回りが利くなど、取り回し性は優れている。

キャビンは水平基調のダッシュボードに、円筒モチーフのメーターやエアコンスイッチ、エアコンルーバーなどを配した。

スイッチなどの機能パーツは操作しやすい。ただし、樹脂を多用したインパネとドアトリムは見栄えが今一歩だ。同クラスのヨーロッパ車と比べると、格下に見えてしまう。これが残念。

メーターはクロノグラフ風のスポーティなデザインで、盤面にはスピンドル加工を施した。硬質なサテンメッキ加飾も目を引く。

スポーティだが、ややビジーな印象だ。運転状況に応じてスピードメーターの照明色が変化するステータスインフォメーションランプはエコ運転に重宝した。

主力ブレードが採用するカラー表示のマルチインフォメーションディスプレイは一等地にあり、見やすい。

燃費や平均車速だけでなく、走行Gやパワー&トルク、アクセル開度とブレーキの操作具合なども表示できる。使いこなせば便利な装備だ。

キャビンは先代と大差ない広さにとどまった。が、シートの造りとドライビングポジションは良くなり、座り心地も向上している。

着座位置は先代より少し低い印象だ。チルト&テレスコピック機構付パワーステアリングや適切なペダル配置によって体格にかかわらず最適なドライビング姿勢が取れるようになった。シートヒーターを標準装備したことも高く評価したい。

パワーユニットは3機種を設定した。主役は1.2Lの直列4気筒DOHCだ。NAはソリオと同じK12C型デュアルジェットエンジン、これにモーター機能付き発電機を組み合わせたマイルドハイブリッドも用意している。

 

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軽やかなハンドリングで、乗り味の質感も大幅アップ

スポーティなハイブリッドRSのCVT仕様に試乗し、実力をチェックしてみた。プラットフォームを一新し、120kgを軽量化しているから走りは軽快である。マイルドハイブリッドだから、モーターアシストの領域はわずかだ。

電気を使ってのグッとくるパワー感は物足りないが、街中を中心として走りでは扱いやすい。燃費向上には効果的だ。

モーターアシストによる応答性の良さと回生ブレーキの妙味はノートe-POWERの方が分かりやすい。純粋にEV走行するから新鮮なドライブフィールなのである。

だが、スイフトは軽量化に努め、制御も巧みになっているから、冴えた加速を披露した。上手にモーターシスト行い、軽やかにスピードを上げていく。

さすがに高速走行では排気量を意識させられるが、多くの走行シーンで軽やかな走りを見せた。

CVTも今まで以上に滑らかなフィーリングを手に入れている。エンジンの美味しいゾーンを効率よく使うから、ノートe-POWERと遜色ない良好なドライバビリティだ。

パドルシフトも重宝した。また、クルージング時の静粛性も高い。とがった不快なノイズを上手に封じている。アイドリングストップも自然だ。

パワーユニット以上に魅力を増したのはハンドリングだ。売りの一つである気持ちいいハンドリングに磨きがかけられた。

剛性を大幅に高めた新しいプラットフォームを採用したことの効果は絶大だ。足がよく動き、懐が深いコーナリングを手に入れた。

電動パワーステアリングも洗練度を高めている。車の動きはリニアで、コントロールできる領域が広がったから狙ったラインにたやすく乗せることが可能だ。

ヨーロッパ仕様のサスペンションを採用したRS系はキビキビとした身のこなしを売りにする。ロールを上手に抑え込み、無駄な動きがない。

ブレーキの制動フィールもよくなった。乗り心地はちょっと引き締まった印象だが、足の動きはしなやかだ。

うねった路面でも優れた追従性を見せるなど、走りの質感は大幅に高められている。ノートと比べても、走り味ははるかにスポーティだ。新型スイフトは魅力を大きく増した。

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スイフトとノートe-POWER比較

車名 スイフト ノート
グレード ハイブリッドRS(2WD) e-POWER X(2WD)
全長☓全幅☓全高(mm) 3840☓1695☓1500 4100☓1695☓1520
ホイールベース(mm) 2450 2600
車両重量(kg) 910 1210
エンジン 1.2L直4+モーター 1.2L直3+モーター
最高出力(ps)/最大トルク(kgm) 91/12.0 79/10.5
モーター最高出力(ps) 3.1 109
JC08モード燃費(km/L) 27.4 34.0
エコカー減税(取得税/重量税) 80%/75% 100%/100%
価格 169万1280円(CVT) 195万120円(-)

 

スイフトグレード別価格

グレード エンジン 駆動 ミッション 価格
XG
1.2L NA
FF
5MT 134万3520円
CVT
134万3520円
4WD 149万7960円
XL
FF
5MT 146万3400円
CVT
146万3400円
4WD 161万7840円
ハイブリッドML
1.2Lマイルド
ハイブリッド
FF
CVT
162万5400円
4WD 177万9840円
RS 1.2L NA FF 5MT 159万1280円
ハイブリッドRS
1.2Lマイルド
ハイブリッド
FF
CVT
169万1280円
4WD 184万5720円
RSt 1Lターボ FF 6AT 170万4240円

 

NEWスイフトは新技術も満載!

プラットフォームもエンジンもオールニュー

パワーユニットの主役は、ソリオとイグニスから譲り受けた軽量コンパクトな1.2LのK12C型直列4気筒デュアルジェットエンジンだ。

自然吸気のNAエンジンは高圧縮比を高め、バルブリフターには接触部分の摺動抵抗を抑えたローラーロッカーアームを採用。

力強い走りと優れた燃費を両立させた。トランスミッションは副変速機副変速機構付きCVTと5速MTだ。

これにモーター機能付き発電機(ISG)と専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたのがマイルドハイブリッドである。

EV走行はしないが、エネルギー回生やアイドリングストップ後の再始動をISGが行い、モーターアシストもするから燃費がいい。このマイルドハイブリッドはCVTだけの設定とした。

もう一つが、レギュラーガソリン対応とした1L直噴ターボのK10C型直列3気筒デュアルジェットエンジンだ。RStに搭載され、ダイレクトな変速レスポンスの6速ATを組み合わせている。

プラットフォームは「ハーテクト」と呼ぶ新世代だ。Bセグメントに理想的な骨格構造とし、基本性能と剛性を向上させるとともに大幅な軽量化を実現している。

これに軽量衝撃吸収ボディの「TECT」を組み合わせた。超高張力鋼板の使用部位を増やし、エンジンやサスペンション、内装部品なども徹底的に軽量化している。車重は先代スイフトより120kgも軽い。

シートも新設計だ。高性能低反発ウレタンを採用し、柔らかくて体圧分散に優れているからフィット感もいい。

安全性能も大幅に引き上げられた。スズキとしては初めて、歩行者も検出できる単眼カメラにレーザーレーダーを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキシステムを採用している。

ヘッドライトのハイビームアシストなど、6種類の先進安全機能を搭載しているのが売りだ。また、6エアバッグシステムを設定するなど、安全性能は大きく向上をした。

120kg軽量化の内訳

  • ボディ:約35%
  • ドア:約5%
  • 外装部品:約5%
  • 内装部品:約10%
  • シート:約10%
  • 足回り:約15%
  • エンジン:約10%
  • その他:約10%

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