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スズキ 新型エスクード 日本発売決定!

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スズキのブランニューモデルは新型エスクードである。新型はハンガリーのマジャールスズキ社が生産を担当する世界戦略SUV。今春からビターラ(vitara)のネーミングで欧州で販売がスタートした。日本仕様はモノグレードだが、駆動方式は4WDとFFがある。なお、従来型のエスクードはエスクード2.4という車名で併売される。

新型エスクード、生産はハンガリーで仕様は欧州車なんですね。悪路もガンガン走破ってことのようです。アウトドア派の人は気になるんじゃないでしょうか。
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ツートンルーフのニューモデル

新型のコンセプトは、「コンパクトでスタイリッシュなオールラウンダー」をテーマに開発された。ボディサイズは全長☓全幅☓全高4175☓1775☓1610mm。従来モデル(同4300☓1810☓1695mm)と比較して一回り小さくなり、ホンダ・ヴェゼル(同4295☓1770☓1605mm)やマツダCX-3(同4275☓1765☓1550mm)と比べても全長が100mmほど短い取り回しに優れたサイズ設定といえる。

最小回転半径は5.2m。エンジンは1.6Lの直列4気筒DOHC 16V(117ps/15.4kgm)。エスクードと同様にマジャールスズキ社が生産するSX・4Sクロスと基本的に共通のパワーユニットで、アイドリングストップ機構が新たに組み込まれた。

トランスミッションはスズキ初の6速AT。パドルシフトを標準装備し、スポーティなドライビングにも対応している。JC08モード燃費は17.4km/L(4WD)である。メカニズムの特徴は、4WD車のオールグリップ機構である。

オールグリップは

①電子制御4WD
②4モード走行切り替え機能
③車両運動協調制御システム

という3つの技術を統合したスズキ独自のメカニズム。4輪それぞれの走行状態を常時モニタリングして、最適な駆動力を配分する安心システムだ。コンソール部に配置したダイヤルで、オート、スポーツ、スノー、4WDロックの走行モードが選択できる。

エスクードは、オフロード走行時などでタイヤがスリップすると、スリップしている車輪に強いブレーキをかけるトラクションコントロールが瞬時に作動。スリップしていない車輪にパワーを与えて、高い走破性をキープする。185mmと十分なクリアランスを確保した最低地上高と相まって「エスクードのオフロード性能はクラストップレベルにある」と開発スタッフは話す。なお、4WD車は、すべりやすい下り坂で、ブレーキ操作がおこなわれなくても一定速度を維持するヒルディセントコントロール機能が装備される。

足回りはフロントがストラット式、リアがトーションビーム式の組み合わせ。ステアリングギアボックスは、サスペンションフレームに直接取り付け、操縦時の剛性感を高めた。215/55R17サイズのタイヤをはじめ、各部のセッティングは高速安定性を重視した欧州仕様と共通になる。

新型は安全装備が充実している。ミリ波レーダー方式の衝突被害軽減システム、レーダーブレーキサポートⅡが標準装備で、この安全機構は、衝突の危険が生じた場合にブザーと弱いブレーキでドライバーに警告を発し、衝突が不可避になると自動的に強いブレーキがかかる。自動ブレーキの作動上限速度は、移動車両検知の場合100km/h(静止車両の場合は30km/h)に設定されている。

快適性を高めるアイテムも豊富だ。先行車との車間距離を自動的に保つアダプティブクルーズコントロール、LEDヘッドライト、自動防眩ルームミラー、オートワイパー、オートライト、本革&スウェード調シート表地、フルオートACが標準になる。

室内長1960mmのキャビンは、シート着座位置を高めにしたパッケージングにより開放感を重視。インパネ加飾には金属調のガーニッシュを装備する。荷室スペースは後席使用時で375L(VDA方式)。分割可倒式の後席をたたむと、最大1119Lに拡大する。

ボディカラーは4種類。ギャラクティックグレーMとコスミックブラックパールMに、オプションのアトランティスターコイズパールM、ブラック2トーンルーフとクールホワイトパールMである。

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