レクサスRX7人乗り仕様が追加される。ロングホイールベース化やリア回りの造形を変更した専用ボディを持つ、RXのまったく新しいボディバリエーションとして11月にも登場だ。
昨年10月、6年ぶりにフルモデルチェンジしたレクサスRX。そのRXに3列シートの7人乗りモデルが設定されるという情報が入ってきた。
トヨタのSUVではランクル200とランクルプラドに5人乗りの2列シート車のほか、7~8人乗りの3列シート車が設定されているが、RXの7人乗りモデルがこれらと異なるのは7人乗り専用のボディとなる点だ。
現行型RXのボディサイズは全長4890☓全幅1895☓全高1710mmで、伸びやかなサイドビューを持つプロポーションが印象的。ルーフラインの後ろ側が低くなっていて、リアウィンドウの角度も寝かせたクーペフォルムが特徴だが、7人乗りモデルではスペック上の全高は変わらないものの、ルーフ後半から低くなる傾斜を抑えながらリアウィンドウの角度もグッと立てた造形へと変更。
さらに、ホイールベースを2790mmから100mm弱ほど延長しており、これらによって3列目シートのスペースを拡大。その分全長も伸びて4900mm程度になる。
3列目シート広さはプラス2程度で広くはないが、7人乗車時もラゲッジスペースは確保されるという。また、3列目シートを格納すると広くフラットなラゲッジに変身。時々は6人以上で使いたい。そんなユーザーには待望のレクサスの登場だ。なお7人乗りモデルの発売は11月頃。価格は5人乗りの約20万円高と予想。