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本当にロータリースポーツは復活するのか?

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今回の東京モーターショーで大いに話題を呼んだのがマツダロータリースポーツコンセプト「RXビジョンだ」。Skyactivで押しまくっているマツダが「俺達はロータリーをあきらめない」という決意を表明した車。それだけでも大きなニュースだが、詳細はなにも明らかにされていない。わかっているのはロータリーエンジンを積むFRのスポーツカーであることだけ。今回展示されたショーモデルにもエンジンはつまれていないし、正確に言えばデザインコンセプトカーという位置づけだ。

最も美しいFRスポーツ

エンジンは2007年に発表された800cc☓2の16Xをベースにしたもの。従来の13Bよりもトロコイドを大きくしてローター厚を薄くしており、レシプロエンジンで言うロングストローク化として低速トルクの向上を図っている。と言っても、これは07年の発表時にあきらかにされていたこと。今回のロータリーエンジンは「スカイアクティブ-R」という名前が付けられていたが、技術的な新しい発表はなし。

注目はそのデザインに集まるが、ロータリーらしからぬロングクーペスタイル。「FRスポーツの中で最も美しいカタチを目指した」と言うだけあって、素晴らしいデザインに仕上がっている。無駄なキャラクターラインが一切なく、面の構成だけで躍動感や艶を表現。サイズは全長4389☓全幅1925☓全高1160mm、ホイールベース2700mmだ。

2017年発表、2018年発売か

RXビジョンの市販化はどうなるかだが、東京モーターショーという舞台で世界に向けて発信したのだから、マツダが本気であることは疑いない。ショー会場でも「ロータリーをやらなかったらウチはつぶれていたか吸収されていた。そろばん勘定では合わなかったかもしれないが、それよりも大事なものがあると誰もが思っています」と熱く語る社員もいて、まさに「決意表明」といった趣。

何年後かの市販化に向けて動いているのは確かだ。問題やはりロータリーエンジンの進化度合い。クリーン性能と燃費性能を上げながらパフォーマンスを確保するという課題は今なお続いているが、マツダがこれまで取り組んでいたスカイアクティブと同じ高い志で技術的なブレークスルーを達成すると表明。最近注目を集めている自然着火方式のHCCIやローターと同軸上にモーターを内蔵するハイブリッドの可能性もある。

デビュー時期を予測するのは難しい。67年の初代コスモスポーツの登場を起点として、ロータリー50周年を迎える17年が節目となることは確か。この年に新型ロータリーエンジンの技術発表を行い、その1-2年後に正式デビューというのが理想的なシナリオのように思える。社員とファンの夢をのせて開発は急ピッチに進んでいる。

RX-VISION発表スペック

全長☓全幅☓全高(mm) 4389☓1925☓1160
ホイールベース(mm) 2700
エンジン SKYACTIV-R
駆動方式 FR
乗車定員(名) 2
タイヤサイズ F:245/40R20
R:285/35R20
リム(F/R) 9.5J/11J

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マツダ
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