マツダ販売店はクリーンディーゼル車の車両本体価格からの値引きをゼロで販売しています。値引きすると補助金支給が受けられなくなるのがその理由。CX-5だと現行制度では補助金の支給額は12万円。車両本体価格から値引きゼロで売るとリセールバリューが高くなり、中古車価格が安定すると言った販売店だけでなくユーザーサイドのメリットもあります。
残価設定クレジットによる3年後の残価は50%の設定で、トヨタの新型プリウスや86と同じで高い。車両本体価格からの値引きゼロの代わりにオプションサービスや下取り車の買取価格上乗せで調整している側面もあります。それでもCX-5だと総値引きは15万円程度とガードを引き締めて売っています。
クリーンディーゼルの車両本体での値引きゼロはマツダ車だけではありません。ランドクルーザープラド、デリカD:5、パジェロも同様です。いずれも補助金との絡みによるものです。こうした売り方は販売現場の正常化にも結びついています。
CX-5のクリーンエネルギー補助金は12万円。車両本体価格からの値引きはゼロだがオプションサービスなどで15万円程度を値引いているようです。