ここ数年、日本マーケットを軽視していると指摘される日産だが、ある関係者はついにカルロスゴーンCEO自ら日本での業績に警鐘を鳴らしたと証言する。これまで海外展開に力を入れてきたが、国内ディーラーからの反発で動かざるをえなくなったのかもしれない。
今年は注目のノートHVの追加、マーチのフルモデルチェンジ(来年の可能性も)、そしてGT-Rのビッグチェンジなど、日本のユーザー層に人気のあるモデルが相次で登場する。
ノートHVはセレナのHVシステムと共通の新しいシステムのHVで、発電用1.2Lエンジンを積みモーターで走るシリーズHV。価格次第では燃費でアクアに対抗できるはじめてのHVモデルになる。マーチもデザインを一新。GT-Rで注目なのはNISMO。今や海外で評価が高いのはNISMOで、でこの仕上がりは相当期待できそう。
ゴーンCEOの号令で動きそうなのが、メルセデスベンツAクラスとプラットフォーム/エンジンを共用するインフィニティQ30。日本でナンバー付きが走るなどプレミアムブランドの確立のため、Q30やスカイラインクーペであるQ60の日本誕生も近づいている。場合によってはインフィニティブランド登場か?