- S1000
当初浮上していたワイド版S660ではなく、1L直噴ターボをフロントに搭載するFRとして開発が進められる。 - S2000
シビックタイプRにも搭載された310psを発揮する直4、2Lターボエンジンをミドに搭載するS2000。NSXのような複雑なフロント2モーターシステムなどは搭載せず、純粋なミドシップ後輪駆動となる模様。イメージとしては初代NSXの正常進化版か?
ホンダに求められるもの
現在のホンダに決定的に「不足」しているのは身近なスポーツカーのようである。
ホンダのイメージは「ミニバンに力を入れているメーカー」が27.3%。ホンダに期待することに対しては「普通の人が手軽に買うことができる300万円以下のスポーティカー」が53.0%。
確かにフラッグシップスポーツカーとしてNSXは復活した。しかし、価格は2370万円と超高額で、これは一般的な人が気軽に買える金額ではない。
初代NSXも高価ではあったが、それでも1000万円を切っており、普通の人でも切り詰めれば手に入れられると思わせるギリギリの価格設定だった。
一方、価格面では現実的なこところにS660はあるのだが、あまりにもストイックすぎて二人乗りで荷室スペースもほとんどなく、実用性の面でなかなか購入の決断は下しにくい。
S1000&S2000は出るのか出ないのか
情報では、S1000、S2000ともに「開発研究は進行中」という。S2000は当初計画されたFRではなくミニNSXとも言えるルックスのミドシップ。直4、2Lターボエンジンを搭載するシンプルなミドシップスポーツとして開発が進められている。
一方、S1000は当初計画されていたミドシップのワイド版S660路線から一転、直3、1Lターボ搭載するFRで開発が進められている。
では、S1000、S2000は市販されるのか?これについては「市販化を前提に開発を進められているが、市販化決定の最終的GOサインがまだ出ていない」というのが現状のようだ。