燃費問題の不祥事により遅れていた新型車がいよいよ登場!
例の燃費不祥事から発表が遅れていたスズキの看板車種2車のうちの1車種、スイフトが16年末の12月27日にフルモデルチェンジを行う。
本来であれば、秋に発表、年内に市販される予定だったが、実質的に2~3ヶ月遅れての登場となる。
残るもう一車種、ワゴンRも3月までには登場するはずだが、このところ登録車に力を入れているスズキの屋台骨とも言える新型スイフトは要注目といったところだ。
新型スイフトには従来モデル同様、高効率のデュアルジェット1.2L、K12Bを積んだNAとS-エネチャージを採用するマイルドハイブリッドを採用するマイルドハイブリッドのほか、今回新たに1L、3気筒ターボのK10Cが設定される。
パワー的にはNAが91psと現行モデルと変わらないが、1Lターボはレギュラーガソリン対応となり、バレーノに積まれる111psから10psほど引き下げられることになりそうだ。
グレードはNAモデルがXLとXGとRS、マイルドハイブリッドがMLとRS、ターボがRStの1グレードとなる。
大きく分けるとスポーツ系のRSに3つのパワーユニットが与えられ、標準モデルにはNAとマイルドハイブリッドという設定だ。
ハイブリッドはFFと4WDのCVTのみ、NAのXLとXGのFFと4WDがあるが、このうちXGのFFのみに5MTが用意される。
NAのRSはマニュアルだけで、ターボはFFの6ATのみという組み合わせで、総じて燃費を中心としたグレード構成だということが分かる。
残念ながら、現時点でJC08モード燃費は確認できていないが、現行モデルよりも10%程度改善しているようだ。
価格はベーシックのXGが134万3520円(5MT)、車好き期待のRStは170万4240円(6AT)で、最も高額なRSハイブリッド4WD、セーフティパッケージ付きが194万1840円となる。
セーフティパッケージは税別で89000円高となるが、レーダーブレーキからカメラによる自動ブレーキアシストにバージョンアップしている。
ボディカラーは多彩で標準グレードが8色、RS系が4色の計12色が用意されると言う。ようやくデビューする新型スイフト。ソリオに積まれたストロングハイブリッドは少し遅れての登場になる。
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スズキ 新型スイフト 予想スペック
RSt | RSハイブリッド | |
全長☓全幅☓全高(mm) | 3840☓1695☓1500 | 3840☓1695☓1500 |
ホイールベース(mm) | 2430 | 2430 |
エンジン | K10C 直3 DOHCターボ |
K12B 直4 DOHC |
排気量(cc) | 996 | 1242 |
最高出力(ps/rpm) | 101/5200 | 91/6000 |
最大トルク(kgm/rpm) | 16.3/1500-4000 | 12.0/4400 |
ミッション | 6AT | CVT |
JC08モード燃費(km/L) | 22.0 | 27.2 |
価格 | 170万4240円(6AT) | 169万1280円 |
新型スイフト価格表
FF | 4WD | |
XG | 134万3520円 (5MT/CVT) |
149万7960円 (CVT) |
XL | 146万3400円 (5MT/CVT) |
161万7840円 (CVT) |
ML(ハイブリッド) | 162万5400円 (CVT) |
179万9840円 (CVT) |
RS(ハイブリッド) | 169万1280円 (CVT) |
184万5720円 (CVT) |
RS | 159万4080円 (5MT) |
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RSt | 170万4240円 (6AT) |
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