登録車販売ランキングに異変が生じています。4月の実績でスズキがスバルを抜き、初めて業界5位に浮上しました。4月はスバルが7885台、対してスズキは8403台とスバルを518台引き離しました。前年同月はスバル7085台、スズキ4795台で2290台も遅れをとっていたので、一気に抜き去った感が強くあります。
スズキが健闘しているのは昨年2月にSX4 Sクロスを発売したのをはじめ、8月にソリオをフルモデルチェンジ、10月に新型エスクードを発売し、さらに今年に入っても1月にイグニス、3~5月にバレーノと相次いで戦略的なニューモデルを投入しているためです。
スバルは今秋にインプレッサ、来春にXVをそれぞれフルモデルチェンジし、巻き返しを図ります。これに対してスズキは主軸モデルのスイフトの一新やストロングハイブリッド車の追加を予定しているので、当分は両社のデッドヒートが続きそうです。