最新のトヨタ車には「予測不能な魅力」が存分に詰まっています。先日、ランクル250の発表会で、驚きの小型SUVの予告が公にされました。そのシルエットは一体…？ランクルミニのように見えませんか？調査を進めて、その秘密を明らかにしましょう！
ランクル250発表会での大発見
ランドクルーザー250の発表会で、小型SUVのシルエットが一瞥できました。トヨタは最近、新型車の舞台裏を積極的に示唆しており、その期待感は高まるばかりです。
このコンパクトSUVのシルエットは、初期のランドクルーザーと、それをベースにしたFJクルーザーを連想させます。ワイルドなSUV愛好家にとって、これはまさに「ランクルミニ」と呼ぶにふさわしいでしょう。
さらに、このランクルミニは、なんと2024年に登場する予定とのことです。ランクル250の小型版というと、コストを削減したものと思われるかもしれませんが、実際には日本の道路事情に適応するサイズ設計が施されています。全幅は約1800mmで、全体的なサイズはカローラクロス（全長4490×全幅1825×全高1620mm）に近いでしょう。ただし、全高は約1850mmになる見込みです。
興味深いことに、このランクルミニは、2021年12月に行われた「バッテリーEV戦略に関する説明会」で公開された「コンパクトクルーザーEV」のモックアップモデルに似ています。
しかし、情報筋によれば、純粋なガソリンエンジンとHEV（ハイブリッド）仕様も検討されていると言われています。この情報を聞くと、多くの読者が一気に興奮していることでしょう！
1.5LクラスのターボHEVも？
2024年までに登場する新型車に関しては、まだBEV（電気自動車）への移行を選ばないユーザーも多いでしょう。充実した充電設備の整備はこれからの課題であり、集合住宅における充電設備の不足も現実の問題です。ランクルミニは魅力的であっても、BEVだけであれば選択肢から外される可能性があるのが現実です。
トヨタは新たなBEV戦略を進めていますが、HEVとPHEVもトヨタの収益源であり、BEV戦略の資金源として重要です。従って、トヨタはエンジン車にも重要性を置いています。
ランクルミニがBEV専用でないのは、これらの理由からも納得できることです。
エンジンの選択肢についての詳細情報はまだありませんが、現行のユニットから2つの可能性が浮かびます。カローラクロスの1.8L NA（直4）とHEV、あるいはRAV4の2.0L NAと2.5L HEVです。
重量を考慮すると、2.0L以上が必要とされるかもしれません。トヨタが積極的にラインナップを拡充しているターボHEVも選択肢として考えられ、その場合、ランクル250の2.4LターボHEV（海外仕様）と同じように、1.5LクラスのターボHEVも導入される可能性があります。
プラットフォームはランクル300＆250の短縮版？
プラットフォームについては、ランクルとしての信頼性を維持する必要があります。ランクル300と250に採用されているGA-Fプラットフォームをベースに、ホイールベースを縮小して使用するでしょう。エンジンは後輪駆動のベースとし、4WDには副変速機を備えます。これにより、ランドクルーザーの基本構造を維持しながら、小型車としての性能を発揮します。
将来的にはBEVの導入も考えられます。その場合、ハイラックスRevo BEVコンセプトと同様に、eアクスル方式が採用され、バッテリーはフレームの中央上部に配置され、前輪にもeアクスルが装備された4WD車となるでしょう。
あとがき
今回の記事では、トヨタの最新動向について、ランクルミニという謎めいたコンパクトSUVについて詳しく探ってみました。2024年の登場が期待されるこの車種は、BEVを含めた様々なエンジンオプションが検討されているようで、多くのユーザーにとって興味深い存在となることでしょう。これからの展開にも期待が高まります。
