これから出てくる注目の2Ｌターボ搭載車

今再び2Ｌターボ時代が到来する予感だがその期待のＮＥＷモデルがこれから続々とデビューに向けてスタンバイ中。まずはクラウン。10月１日にビッグチェンジが実施され、これに際しアスリート系に直列4気筒2Ｌターボ(8ＡＲ－ＦTＳ)を搭載するモデルが設定される。このエンジンはすでに販売を開始しているレクサスＩＳ200tと同じ形式だが、最高出力は10ｐｓ低い235ｐｓとなっており、ＩＳ200tよりも低中速のトルクに振ったチューニングとなるようだ。これによりアスリート系ではＶ6、2．5Ｌエンジン搭載車が廃止される。またレクサスＧＳにも同じエンジンを搭載するＧＳ200tが10月登場予定。

【広告】

そして注目なのがシビックタイプＲだろう。すでに欧州では市販モデルが走り始めており、日本への導入はクラウンターボ同様10月頃となりそう。シビックタイプＲのエンジンはホンダが力を入れて開発した直4直噴ＶＴＥＣターボで最高出力は310ｐｓ、最大トルクは40．8kgm。ニュル北コースＦＦ最速をアピールするように、パワーだけではなくハンドリングにも磨きをかけたタイプRらしいマシンに仕上がっている。ドイツ価格を換算すると約465万円。日本導入時の価格は450万から500万円となりそう。

○クラウンは10月１日のマイチェンでアスリートに直4、2Ｌターボモデルを設置する。最高出力235ｐｓ、最大トルク35．7kgmを発揮する。
○シビックタイプＲに搭載される直列4気筒2Ｌ直噴ターボはＶＴＥＣによる可変バルタイ&リフトで最高出力310ｐｓ/6500ｒｐｍ、最大トルク40．8kgm/2500ｒｐｍというスペック。欧州仕様のカタログではゼロヒャク5．7秒、最高速270ｋｍ/hと記されている。日本導入は10月頃の予定。

【各メーカーの主な２Lターボ、直４/直６/V６の分類】