2017年モデルとして、水平対向4気筒エンジンを搭載した718ボクスターおよび718ボクスターSの予約受注が開始された。ニューボクスターシリーズには、よりパワフルに、そして燃費効率も改善された新開発のターボチャージド水平対向4気筒エンジンが搭載され、2Lの718ボクスターが最大出力300ps/最大トルク38.7kgm、2.5Lの718ボクスターSが最高出力350ps/最大トルク42.8kgmとなっている。
水平対向6気筒エンジンを搭載した先代モデルのボクスターが2.7Lで最高出力265ps/最大トルク28.6kgm、ボクスターSが3.4Lで最高出力315ps/最大トルク36.7kgmだったのに対して、それぞれ35psの向上と、トルクの大幅な増大を実現させている。
エクステリアは、フロントエンドに大型クーリングエアインテークとLEDデイタイムランニングライトを統合したバイキセノンヘッドライトを搭載し、新しいコンセプトを強調。3DのLEDテクノロジーと4灯のブレーキライトによって一新されたテールライト、その間に配した”Porsche”ロゴとアクセントスリップなどにより、ワイドで彫刻的な形状のボディをより際立たせ、718ボクスターとひと目で見分けがつくものとしている。