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ダイハツの次世代登録小型車はプラットフォームひとつで3カテゴリーをカバー

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ダイハツは今年8月、トヨタの完全子会社となりますが、国内登録車の小型車はプラットフォームひとつでベーシックコンパクトクラス3分野をカバーすることが濃厚となっています。4月11日発表、12日発売で次期型パッソ(トヨタ)/ブーン(ダイハツ)を投入しますが、このプラットフォームをベースにトールワゴンSUVを派生させる可能性が強いのです。展開するパワーユニットは1L3気筒のNA&ターボ、4気筒1.3Lの布陣となります。

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次期型パッソ/ブーンは当面、1L NAユニットのみを搭載。トールワゴンは今秋11月頃の発売で両側スライドドアを採用した2列シート5人乗り仕立てで、スズキソリオの対抗モデルとなります。搭載するパワーユニットは新開発1L3気筒ダウンサイジングターボです。

SUVは来春あたりの登場の見通しで、現行ラッシュ/ビーゴの後継モデルとなる見込みです。パワートレインは1.5Lか1.3Lで、クラスとしてはトヨタの新型プリウスベースのクロスオーバー、C-HRよりも下になるでしょう。

いずれもトヨタとダイハツの両ブランドがあり、一部はスバルブランドも設定する可能性があります。ダイハツ開発し、トヨタやスバルへOEM供給するものと思われます。トールワゴンはトヨタ全系列店扱いで月販1万台規模を目指す戦略モデルとなるはず。販売面でトヨタブランド車が大きくリードすることになると、ダイハツ&スバルは少数派で苦戦を強いられることになるかもしれません。

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