2月1日に発表、発売したスズキの新型ワゴンRの売れ行きが好調なスタートを切っています。売りのメインは新開発のマイルドハイブリッド搭載車で、滑り出しは受注の90%を占めています。
新シリーズでは標準のワゴンRをノーマルとスタイリッシュなFZに分け、さらにスティングレーを加えた3つのフロントマスクを設定。
初期の受注では、標準のワゴンRが80%でうち40%ずつがノーマルとFZ、残りの20%がスティングレーという構成比でスティングレーがやや苦戦している印象です。
スティングレーは縦型ヘッドランプと2分割&大型アンダーグリルの組み合わせで強烈な個性を強調したデザインであることから、現時点では好き嫌いが分かれている状況だと思われます。
また、従来スティングレーのデザインテイストを受け継いでいるのはFZであることから、こちらの方が受注比率は高くなっていることが伺えます。
シリーズトータルの月販目標は1万6千台であり、これを達成するとホンダのN-BOXを上回り軽自動車トップに浮上することになります。
ただし、ホンダは7月上旬にもN-BOXをフルモデルチェンジする予定で、当分は両モデルのデッドヒートが続くことになりそうです。
- 新型ワゴンRの売れ行きが好調。初期受注では新搭載のマイルドハイブリッドモデルの受注比率が90%を占めているという。軽自動車販売1位になるか注目。
夏以降のワゴンRとN-BOXの争いがどうなるか見ものだと思います。