cタイトル:ブラックジャックによろしく 著作者名:佐藤秀峰
新型N-BOXはヒットモデルになれるか?
ホンダが9月1日に発売した新型N-BOXがヒットか、それとも今一歩か、評価が微妙な状況にあります。
月間計画1万5000台に設定したのに対して、事前約1ヶ月の受注台数は2万5000台でした。
この数字だけを見ると「好調な滑り出しでヒット作の予感がする」ということになります。
ただ、ホンダが傘下販売店に対して内々に要請した事前受注の台数は27000円であり、これには2000台が届いていないのです。
気になるのは9月中旬現在の成約後の納期です。
納期は約1か月であり、人気モデルにしては短いのです。
これには売れると見込んで大量に増産しているので、比較的スムーズに納車が可能になったといういい見方もできます。
しかし、従来モデルが直前の在庫一掃セールで20万円以上も値引きして売っていたのに対して、新型車の値引きは5万円程度とガードを固めています。
このため、従来よりも実質25万円も高くなっている様な状況になっています。
ただ、新型は車そのものの評価は高いので、今後しばらくして勢いつく可能性もあります。
- 1ヶ月の受注台数は月販売目標を大きく上回っている新型N-BOX。しかし旧型の好調さを考えるともっと売れていいという見方もある。
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11月中旬にオデッセイをビッグマイナーチェンジ
ホンダは11月中旬にオデッセイをビッグマイナーチェンジします。
内外装のデザイン変更、燃費の向上、安全装備パッケージ「ホンダセンシング」の機能強化、新ボディカラーの設定などが主な改良の内容です。
フロントマスクは押し出し感の強いアブソルートのデザインに実質一本化されます。
燃費性能はハイブリッド車、ガソリン車ともに若干向上する模様です。
ホンダセンシングはアダプティブクルーズコントロール機能などが改善されます。
従来モデルは9月上旬までにオーダーストップし、在庫一掃セールに入っています。
改良型は10万円前後の値引きに引き締めますが、従来型の在庫車だと40万円前後の大幅安で買える状況にあります。