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熊本地震の影響が最も大きいのはトヨタ。納期が大幅に遅れる見通し

熊本地震の影響は、自動車メーカーではトヨタが最も大きく、成約後の納期が大幅に遅れる見通しになっています。トヨタ自動車九州、高岡、堤、田原、元町の各工場の組立ラインは4月23日まで停止し、その後4月25日以降は段階的に再開していますが、ゴールデンウィークでの長期休暇もあり、その影響が毒劇しているためです。

4月下旬現在では、まだ正確に先が見通せない状況です。九州地区はトヨタ自動車九州の他、アイシン精機など部品メーカーが多いことが大きく影響していて、4月19日付けで販売店各社に扱いモデルの納期について当面不明、という通達を出したほどです。トヨタの場合、部品の在庫を持たない、効率のいい組み立てを得意にしていますが、今回の地震でそれが裏目に出た格好です。

トヨタは愛知製鋼の火災の影響で工場の操業を5日間程度停止し、その影響もまだ残っており、完全な正常状態に戻るには今夏までかかると言われていますが、今回の地震は更に成約車の納期の遅れに繋がりそうです。場合によっては完全に納期が元に戻るには秋以降までずれ込む可能性もあります。愛知製鋼の火災による一時生産停止では、合計8万台の影響が出たと言われていますが、今回の地震ではその2倍以上の規模に達しそうです。16年の年間生産販計画が下方修正される可能性もあります。

震災の影響が生じる前の、主要車種の納期は新型プリウスが9月中旬、シエンタが8月下旬、アルファード/ヴェルファイアが6月、エスクァイア/ヴォクシー/ノアが6月、アクアが5月下旬、カローラが5月下旬、ハリアーが8月上旬、ランドクルーザー&プラドのディーゼルが7月、ガソリンが8月、オーリスが6月下旬などで、その後に納期が不明という通達が出されました。これらの当初の納期より最長2ヶ月程度先送りされる可能性もあります。

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