5代目セレナの最新情報。8月24日発表、9月上旬から発売開始される。既に販売店向けの商品説明会を実施し、7月中旬から予約受付を開始。ちなみにストロングハイブリッドは来年2~3月頃を予定している。
エクステリアは日産デザインの象徴、Vモーション+横桟橋グリル、2段式ヘッドライトで押し出し感を強調。現行モデルと同様、標準仕様、スポーティなハイウェイスター、さらに個性的な2種類のライダーをラインアップする。
パワートレインは現行型を改良した2L直4(150ps/20.4kgm)+モーター(2.6ps/4.9kgm)を搭載するSハイブリッドと2L直4(150ps/20.4kgm)の2種類。
気になるJC08モード燃費はSハイブリッドが現行の16.0km/Lから17.0km/Lに、ガソリン車は13.8km/Lから15.0km/Lへと向上している。
室内長は現行よりも180mm拡大された3240mmとなり、ノア/ヴォクシーの2930mm、ステップワゴンの3220mmよりも長く、5ナンバーミニバンのクラストップを誇る。シートアレンジは現行モデルで人気のマルチセンターシートが引き続き採用される。
さらにグレード別の装備になるが、セカンドシート超ロングスライド+横スライドを使うと690mmものスライドが可能になり、膝回りは最大で900mm。通常の位置でもセカンドシートの膝回りは784mmで現行より36mmも広い。
今回から初登場となるデュアルバックドアはフルオープンとリアガラス部分のみ開閉する二通りの開き方をする便利機能である。また両側スライドドアもボディー下部で足を動かすことによってセンサーが作動する機能も備わる。
さらに最大の目玉とも言える新型セレナから初採用となる自動運転技術「プロパイロット」。フロントに取り付けられた単眼カメラによって前方車両を認識。高速道路または自動車専用道路の単一車線でアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動制御してくれるというもの。
価格は現行モデルからの上昇が抑えられており、ガソリンは230万円~、Sハイブリッドは250万~300万円前後と予想。
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新型セレナSハイブリッド主要諸元
全長☓全幅☓全高(mm) | 4690☓1695☓1865 |
エンジン | 直4DOHC+モーター |
排気量(cc) | 1997 |
エンジン最高出力(ps/rpm) | 150/6000 |
エンジン最大トルク(kgm/rpm) | 20.4/4400 |
モーター出力(ps) | 2.6 |
モータートルク(kgm) | 4.9 |
JC08モード燃費(km/L) | 17.2 |
価格 | 250万~300万円 |