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レクサスLC500 さらに秘策あり?

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今年1月のデトロイトショーで公開されたレクサスの新たな最上級2ドアクーペ、LC500が6月23日、イギリスのイベント「グッドウッド・フェスティバル・スピード」で走った。

アレクサンダーヴルツをはじめとする元F1ドライバーがステアリングを握り、快音を響かせながら周回を重ねていた。

LC500は新開発FRプラットフォームによる骨格を活かし、ダイナミックなプロポーションと高級クーペとしてのエレガントさを追求し、低重心かつ低い全高とワイドな全幅が特徴。ボディサイズは全長4760×全幅1920×全高1345mm。

現在、発表されているグレードはGS FやRC Fなどから流用された2UR-GSE型5L V8を積むLC500と、3.5L V6に2つのモーター、そして4速の自動変速機構を組み合わせたマルチステージハイブリッドシステムを備えるLC500hの2つ。

公表されているスペックは5L V8が475ps/54kgm+10速AT。ハイブリッドは3.5L V6エンジンが300ps/35.5kgm、2つのモーターが44.6kW、システム最高出力は359ps。

特にこのLC500hはこれまでのハイブリッド車の常識を覆す、マニュアル感覚のドライブ操作が楽しめるMモードを備えていると言うから否が応でも期待が高まる。

佐藤チーフエンジニアは「操舵に対して素直でリニアな応答性を追求し、旋回の時は人との一体感を大切にしました。有段ギヤを使ったハイブリッドも驚くほどスポーティな走りを楽しんで頂けると思います」とコメント。

LC50の発売はガソリン、HVともに来年春。もちろん日本も重要なマーケットである。それを裏付けるようにスーパーGT、GT500クラスに参戦予定の次期LC500の走行テストが富士スピードウェイで目撃されている。スーパーGTへのデビューも実車発売と同時になるだろう。

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