新プラットフォームSGP採用の新車が続々とデビュー。新型インプレッサに続いてSTI、XV、フォレスターと注目モデルが17年~18年にかけてデビュー。
今月13日発表の次世代プラットフォームを採用した新型インプレッサをベースにした、WRX STIとXV&XVハイブリッドが来年登場する。
STIはエンジンがEJ20からFA20に変わるのが見もの。XVハイブリッドはプリウスから流用したストロングハイブリッドにメカニカルAWDを組み合わせ、インプレッサHVに搭載された後、18年に登場を予定している。
さらにHV、PHVもラインアップされる新型フォレスターにも注目。この2年以内にスバルが大幅に生まれ変わる。
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NEW WRX STI デビュー時期2017年秋
登場は来年秋。EJ20FA20へ2Lターボ+6MTで310ps/43.0kgm
次期WRX STIは新しいスバル・グローバル・プラットフォームを採用した新型インプレッサをベースに開発。
ボディ剛性は旧型比1.7倍、上屋とシャシーをつなぐAピラー下の部分を強化し、リアサスペンションのボディー直付などSTIになったらどこまでよくなるのかと期待が高まる。
ポイントはEJ20に代わるエンジンにFA20ターボが採用されるかどうかだ。現状、S4のFA20ターボは300ps/40.8kgmだが、STIに搭載するにあたり310ps/43.0kgmまで引き上げられる見込み。トランスミッションは6MTだ。
- 高いボディ剛性を持つノーマルのインプレッサからさらにモータースポーツ向けに強化される見込み。
NEW XVハイブリッド デビュー時期2018年秋
新型インプレッサスポーツをベースにクロスオーバー化
この10月にデビューする新型インプレッサスポーツベースのクロスオーバーSUVとなるXV。注目のXVハイブリッドは、来年新型インプレッサに搭載されるストロングハイブリッドがXVハイブリッドにも搭載され18年に登場。ハイブリッドシステムは現行プリウスなどに展開されている横置きの分割機構を使う。
NEWフォレスター デビュー時期2017年11月
VIZIVフューチャーコンセプトがそのまま市販型に
来年デビュー予定の次期フォレスターのデザインは、昨年の東京モーターショーに出展されたVIZIVフューチャーコンセプトをほぼ市販型にしたままで登場する。
もちろん、新プラットフォーム、SGPを採用し、ハイブリッドの他、PHVもラインアップされる。EV走行は60km以上になり燃費が大きく進化。