ついに軽自動車の主役モデルがモデルチェンジ。今年は、イグニスとバレーノという新規の小型車を発売したスズキだが、来年には主力の軽自動車が続々とフルモデルチェンジする。
燃費計測の不正問題によって自粛ムードが今も続いているスズキ。その為当初、今年の後半あたりからデビューする予定だったニューモデルが発売延期になっていたのだが、それが年末くらいからいよいよ発売になりそうだ。
年内に登場しそうなのは次期型スイフト。そして来年早々にもスズキ主力のワゴンRがフルモデルチェンジ。
その後には近年軽の売れ筋となっているスーパーハイトワゴンの次期型スペーシアの登場と続く。さらに18年にはジムニーのフルモデルチェンジも予想され、新車攻勢が進む。
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NEWワゴンR デビュー時期2017年1月
ミニ・ヴェルファイアルックに大変身。中身も新型プラットフォームで大進化
発売が予定より延期されたが、ワゴンRは来年早々にフルモデルチェンジしそうだ。注目はそのルックスで、デザインが大幅変更。
次期型も現行型同様に標準モデルとスティングレーの2タイプが設定されるが、そのデザインはまるでミニヴェルファイア。
さらに標準モデルでは上下2段のヘッドライトを採用していて、顔つきもヴェルファイア風。もちろん変わるのはデザインだけじゃなく、中身もアルト同様に新型プラットフォームを採用。S-エネチャージも進化して燃費はNAで35.0km/Lに迫ると言う。
- ワゴンRスティングレーは縦長のヘッドライトと大型グリルで、より精悍なスタイルになる。エンジンは、NAとターボが設定され、どちらにもさらに進化させたS-エネチャージ採用の改良型エンジンが搭載される。
NEWジムニー デビュー時期2018年秋
ジムニーは最新のエンジンを搭載して現代に対応する
70年の誕生から現行型で3代目とロングセラーのジムニーだが、現行型モ98年の登場で、18年には一新する。
次期型はエンジンを従来のK6A型から最新のR06型直噴ターボに変更して、現在の環境性能に対応させるのがポイント。ラダーフレームを使った車体構造やパートタイム式4WDは次期型でも継承する。
NEWスペーシア デビュー時期2017年7月
新型プラットフォームによる軽量化で燃費も走りも向上
現行型が登場から4年を迎えるステーシアも来年夏頃のフルモデルチェンジを予定。次期型は、アルトで一新した新世代プラットフォームを採用するとともに軽量化も追求。
さらに進化型S-エネチャージの採用で、スーパーハイトクラスではトップの燃費性能を目指す。室内は後席の快適性などにより磨きがかかる。