新型コンパクトに続いて軽自動車も続々と一新!ムーヴキャンパスが好調なダイハツは、年内はコンパクトトールワゴン、来年は軽自動車のモデルチェンジが控える。
今年、トヨタの完全子会社になったダイハツは、軽自動車でこれまで培ってきた生産技術をベースに、グループ内の小型車の開発を主導して進めることになった。
今後はトヨタの最新技術を活用した小型車作りが行われ、新たなダイハツ車へと生まれ変わることが期待できる。
その新生ダイハツのニューカー第一弾となるのが、トヨタとの姉妹車として誕生するパッソ/ブーン派生車の新型コンパクトトールワゴン。
そして、先進の低燃費技術を纏ってミラが一新。軽のトップセラーモデルのタントもモデルチェンジに近づいている。
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コンパクトトールワゴン デビュー時期2016年12月
ブーンベースのトールワゴンはターボエンジンも設定
現行型からダイハツ単独開発となったパッソ/ブーンをベースに新たに企画されたのが、このコンパクトトールワゴン。
ボディサイズは全長3700×全幅1670×全高1740mm。ライバルとなるスズキのソリオより全長が10mm短く、全幅が45mm広く、全高は5mm低い。
エンジンは1L 3気筒の自然吸気とターボをラインアップ。両側スライドドアを採用し、2列シートの5人乗りとなる。
NEWミラ デビュー時期2017年10月
新世代e:Sテクノロジーで燃費性能の大幅向上を狙う!
ミラはミライースと統合して一新することになりそうだ。エンジンは効率よく燃焼させる電磁波を利用した新開発の直列3気筒搭載。
ボディには適所に高張力鋼板や樹脂パーツも採用して軽量化を図りながら、新たな空力デザインを投入。これら新世代e:Sテクノロジーによって燃費はアルトを超える40.0km/Lが目標になる。
NEWタント デビュー時期2017年9月
人気のタントはキープコンセプトながら軽量化で深化!
現行型が13年に登場したタントは、好調な販売を続けているが、来年がフルモデルチェンジのタイミング。
次期型もキープコンセプトとなり、タント最大のウリである助手席側のセンターピラーをドアに内蔵して大開口を実現したミラクルオープンドアを継承。
高張力鋼板と樹脂パーツの使用率がさらに高められ、軽量化も進められる。自転車が積載できる広い室内も使い勝手がいっそうアップする。