トヨタ販売店種類によると、「トヨタは次期型プリウスαの開発プロジェクトを稼働させておらず、モデル廃止の方向で検討中らしい。」とコメントしています。
プリウスαは先代プリウスをベースに全長や全高を拡大し、ステーションワゴン感覚のボディレイアウトにしながら、2列シート5人乗り&3列シート7人乗り仕立てとしたコンセプトで11年に登場しました。
最近はモデルが古いこともあり、月販1500台弱の推移でプリウスシリーズ全体の10%前後に止まっています。
ステーションワゴンや3列シート車はここ数年、ボックス型のミニバン以外はニーズが急速に低下しており、モデルチェンジしても売れ行きの回復は難しいことから、今後モデル廃止を検討することになると思われます。
プリウスに比べ車重が重くて燃費改善が難しいという事情もあります。まだ最終決定をしていないことから、多少コンセプト変更して違ったレイアウトで継続する可能性も残されています。
- 先代プリウスベースの5人乗り&7人乗りワゴンのプリウスα。ハイブリッド車らしい低燃費が実感できるが現行型でモデル廃止の可能性もある。