- 新開発V6、3.5L、301psエンジン搭載
- 新開発ダイレクトシフト8速AT搭載
- 第二世代トヨタセーフティセンス搭載
- アルファード/ヴェルファイアともにエアロ仕様を新設定
- 内外装の高級感さらに向上!
15年1月にデビューしたアルファード/ヴェルファイアは「ミニバンの皇帝」の名にふさわしい存在感を発揮し、日本を代表する高級車に成長。
今やベンツ、BMW以上に憧れを抱かせる車になったと言える。
そんなアルファード/ヴェルファイアが初めてのマイナーチェンジを敢行した。
V6、3.5Lエンジンが301psの新しい直噴ユニットに変更されたのもニュースだし、第二世代に進化したトヨタセーフティセンスを初めて搭載したのも大きなニュースだが、そんなトピックが霞んでしまうのが新しいフロントマスク。
従来型は「フォーマルなアルファード」に「華やかなヴェルファイア」というキャラクターだったが、新型は競い合うようにどちらも超ド派手路線。
わずかに残っていた照れや逡巡のようなものがなくなり、完全に吹っ切れたようである。
具体的にはヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパー、バックドアガーニッシュ、リアコンビランプを一新。
インテリアではメーター加飾、シート表皮、木目の色を変更し、高級感を向上させている。
また、フロントバンパー両サイドの形状を変更したエアロ仕様を両車に設定。
このエアロ仕様の最上級グレードとしてエグゼクティブラウンジS(アルファード)とZ(ヴェルファイア)を新たに加えている。
301ps/36.8kgmを発生する直噴V6、3.5Lエンジンには新開発のダイレクトシフト8ATが組み合わされる。
世界トップレベルの伝達効率を持つATで、その名の通りダイレクトなフィーリングを味わわせてくれる。
直4、2.5Lガソリンと2.5Lハイブリッド(E-Four)は従来型を踏襲するが、ボディ剛性や空力性能を高めることで、走りの質感を向上させているという。
マイナーチェンジのレベルを超えた大胆な変更。
ポルシェに使用料を払って「最新のアルファード/ヴェルファイアが最良のアルファード/ヴェルファイア」というキャッチフレーズをつけてほしいくらいである。
- レクサスGSなどに搭載されているV6、3.5L直噴エンジンを新たに採用。
301ps/36.8kgmで、新開発のダイレクトシフト8ATが組み合わされる。 - 2.5Lはガソリン、ハイブリッド共に従来型を踏襲。
ガソリンは182ps、ハイブリッドは152ps+モーターでリアを電動で駆動するE-Fourとなる。
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2Lガソリン、3.5Lガソリン、ハイブリッドを用意
2.5Lガソリン | 3.5Lガソリン | 2.5Lハイブリッド | |
エンジン型式 | 2AR-FE | 2GR-FKS | 2AR-FXE |
総排気量(cc) | 2493 | 3456 | 2493 |
エンジン種類 | 直4DOHC | V6DOHC | 直4DOHC +モーター |
ボアxストローク(mm) | 90.0×98.0 | 94.0×83.0 | 90.0×98.0 |
最高出力(ps/rpm) | 182/6000 | 301/6600 | 152/5700 |
最大トルク(kgm/rpm) | 24.0/4100 | 36.8/ 4600-4700 |
21.0/ 4400-4800 |
燃料タンク容量(L)/ 使用ガソリン |
75(4WDha65)/ レギュラー |
75(4WDha65)/ ハイオク |
65/レギュラー |
動力用バッテリー種類/ 容量(Ah) |
- | - | ニッケル水素電池/ 6.5 |
フロントモーター最高出力/ 最大トルク(ps/rpm) |
- | - | 143/27.5 |
リアモーター最高出力/ 最大トルク(ps/rpm) |
- | - | 68/14.2 |
JC08モード燃費(km/L) | 11.6-12.8 | 10.4-10.8 | 18.4-19.4 |