新型XVが3月7日、ジュネーブショーで世界初公開され、国内仕様の先行予約が3月9日からスタートした。
エクステリアは新型インプレッサ5ドアをベースに、専用グリル、ブラックアウトされた樹脂製パネルがフロントバンパー、ホイールアーチ、サイドシル、リアバンパーに装着され、クロスオーバースタイルに。
さらにXVの二つのアイコン、アルミホイールとPOPなボディカラーについても、アルミホイールは17インチ、18インチ共にデザインを一新、ボディカラーも50~70年代の欧州車にあったヴィンテージなカーキとミリタリーカーキを組み合わせたクールグレーカーキの他、これまでのオレンジをより鮮やかにしたサンシャインオレンジの2色を追加した。
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都会的でクールなスポカジスタイル
SUV性能はかなり本格派。最低地上高はC-HR(155mm)、cx-3(160mm)を大幅に上回る200mmもあり、4WDシステムもシンメトリカルAWDの走破性をさらに高めるヒルディセントコントロール付きX-MODEがついている(1.6iアイサイトを除く)。
具体的には雪道での発進時、荒れた山道を登坂中にタイヤが空転してしまう状況でも、あらかじめX-MODEのスイッチをオンにしておけば難なくスムーズに走れる。
搭載されるエンジンは先代では2Lだけだったが、今回から1.6Lが追加。パワースペックは1.6Lが115ps/15.1kgm、2Lが154ps/20.0kgmと、インプレッサと同じだ。
新型XVの魅力
スバルグローバルプラットフォームの恩恵を一番受けているのはこのXVです。スポーティーセダンを超える操縦安定性、快適な乗り心地、静粛性などオンロードでの性能の高さはもちろん、オフロードでの走破性も優れるタフなSUVです。
新型XVはスバルの国内市場における主力SUVと位置づけられ、SUVのベンチマークになると考えられています。
足元スペースが26mm広がった後席やゴルフバッグが3個積めるラゲッジの広さ、視界の良さ、最新のアイサイトVer3などアピールしたいところはたくさんありますが、一番言いたいのはNASVAのJNCAP大賞を狙えるレベルの衝突安全性を持っていることです。
価格予想
- 1.6iアイサイト:213万8400円
- 1.6i-Lアイサイト:224万6400円
- 2.0i-Lアイサイト:248万4000円
- 2.0i-Sアイサイト:267万8400円
ちなみにHVは来年以降になりそうだ。
ボディカラー
- クリスタルブラックシリカ
- クリスタルホワイトパール
- ダークブルーパール
- クォーツブルーパール
- サンシャインオレンジ
- クールグレーカーキ
- ダークグレーメタリック
- アイスシルバーメタリック
- ピュアレッド
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スバルXV 1.6i-Lアイサイト主要諸元
全長☓全幅☓全高(mm) | 4465☓1800☓1550 |
ホイールベース(mm) | 2670 |
車両重量(kg) | 1410 |
エンジン | 水平対向4気筒DOHC |
排気量(cc) | 1599 |
最高出力(ps/rpm) | 115/6200 |
最大トルク(kgm/rpm) | 15.1/3600 |
JC08モード燃費(km/L) | 16.2 |
予想価格 | 224万6400円 |