ランドクルーザープラドが8月にマイナーチェンジ
トヨタは8月にランドクルーザープラドをマイナーチェンジすると同時に、安心パッケージの「トヨタセーフティセンスP」の標準装備車を設定します。
今回はかなり大幅な手直しで内外装のデザイン変更に加え、新グレード&ボディーカラーを設定します。価格は装備の充実やクオリティアップによって10万円程度の値上げとなります。
今回マイナーチェンジするのはプラドのみで最上級のランドクルーザー200は実施しない見込みです。
これにより、コンパクトからラグジュアリークラスまで一通りSUVの新商品ラインアップ体制を整えることになります。
アクアの改良車は5月下旬から事前予約の受付開始
トヨタは6月19日にマイナーチェンジするアクアの事前予約を5月下旬からスタートさせます。車両本体価格は売れ筋のSタイプで5万円、上級のGで10万円程度の値上げとなります。
X-アーバンは「X-クロスオーバー」と名称を変更し、最低地上高、全高とも10mm引き上げてSUVテイストをより強調します。
現行モデルは既にオーダーストップし、在庫は4月下旬現在でSタイプの一部のボディカラーしかない状況です。
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次期型カムリは3系列店の併売になる
7月10日にフルモデルチェンジする次期型カムリは、これまでのカローラ店専売からトヨタ店を除く3系列店併売となります。4系列店の併売という情報もありましたが、実際にはトヨタ店扱いは見送られるようです。
次期型カムリはクオリティーアップによって上級シフトし、トヨタ店の専売車であるクラウンとの競合を避ける狙いがあるようです。
3系列店併売によって、これまでの月販1000台弱から3000台規模の量販を目指す構えのようです。
アルファード/ヴェルファイアは11月頃にマイナーチェンジか?
トヨタのラグジュアリーミニバン「アルファード/ヴェルファイア」は、今年11月にもマイナーチェンジする方向で開発を進めているようです。
現行モデルの登場が15年1月下旬であり、通常であれば18年初めが3年経過での改良となります。
しかし、今年は10月下旬に東京モーターショー2017が開催されるので、同ショーにプロトタイプを参考出品し、その直後の発売となりそうです。
内外装のデザイン変更、新グレード&ボディカラーの設定、クオリティーアップ、使い勝手の向上が主な変更内容となります。
搭載するパワーユニットは2.5L NA&ハイブリッドで、3.5Lはダウンサイジングして2Lターボに切り替わる見込みです。
ハイブリッドは次期型カムリと同様に新開発ユニットを搭載し、バッテリーはニッケル水素から高効率なリチウムイオンに切り替えます。4WDの他2WDも設定されます。
さらに、安心パッケージの「トヨタセーフティセンスP」の標準装備車を設定します。ガソリン車に設定している特別仕様車はなくなり、同じ装備内容が上級の標準グレードに組み込まれます。
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ポルテ/スペードの販売が急落!1~2年内にモデル廃止か?
2016年11月に発売した新型ハイトコンパクトワゴン「ルーミー/タンク」は好調な販売を続けています。これに対して、コンセプトがダブっている「ポルテ/スペード」が急落状態にあります。
今年1~3月の登録累計は、ポルテが2922台で前年同月に比べて36.5%減、スペイド2964台で同54.0%減といずれも大幅なマイナスとなっていて、両モデル合わせても月販1500台前後にとどまっています。
ルーミー/タンクと同じスライドドアを採用したコンパクトハイトワゴン仕立てですが、ルーミー/タンクが両側スライド開閉ドアなのに対してポルテ/スペードは3枚ドアで助手席側は1枚のスライド開閉だから、使い勝手は明らかにルーミー/タンクの方が優れています。
このため販売店筋では「ルーミー/タンクの登場でポルテ/スペードの役割は終わった」と指摘する声も囁かれています。従ってポルテ/スペイドは今後1~2年以内に廃止となる可能性があります。