久々の国産ライトウェイトFRスポーツとして12年2月の待望のデビューから5年目に入るトヨタ86がついに今年8月にビッグマイナーチェンジを実施するという。新型はエクステリアを中心に大胆に変身する。
12年2月のデビューから足回りやボディー剛性の強化などの一部改良は行われていたトヨタ86だが、5年目を迎える今年、ついにビッグマイナーチェンジを実施。これまでは足回りなどの中身の改良を中心に行ってきた訳だが、今回のマイナーチェンジはエクステリアまで大幅に手が入れられることになる。そのエクステリアで大きく変わるのがフロント周りだ。バンパー下部のラジエーターグリルの開口部が左右に大きく広げられ、これによってその左右にあるフォグランプが組み込まれたエアインテークの形も逆三角形型へと変更。フロントバンパーは全体的により流麗なフォルムになる。
さらに、ヘッドライトのデザインを変更。LEDポジションランプをマイナーチェンジ後は株に配置するなど、より精悍さを強調したものになる。一方、リア周りはテールランプのデザインが変わる程度。とはいえ、全体的にはフロント周りの大幅改良によって、見た目はガラリと印象が変わることになりそうだ。
また、インテリアは質感の向上が図られ、中身は今回も足まわりやボディが強化されるという。注目のエンジンはスペックに変更はないが、ギヤ比をローギヤード化することで加速性能がアップ。走りに一層磨きがかけられ、燃費向上も図られるという。この86のビッグチェンジは8月の予定だが、3月のジュネーブショーで先行公開される可能性もある。