9月17日に開幕するフランクフルトモーターショーでマツダは越KOERUとういうクロスオーバーコンセプトを発表する。マツダはコンセプトモデルに漢字一文字を当てることが多いが、SUVでは2011年のジュネーブショーで勢MINAGIを出展し、後にCX-5になっている。今回はボディーが大きいので、2007年から北米を中心に販売されているCX-9の後継と予想できる。
北米向けのSUVがなぜジュネーブショーに出展されるのか?マツダはいいディーゼルエンジンを持っていることもあって欧州で販売を伸ばし、CX-5が大人気。CX-3も発売が予定され、CX-9が発売となれば、強力なラインアップの完成となるのだ。サードシートを持つこのモデル、日本ではMPVユーザからの乗り換えの受け皿になることが期待されているようで、エンジンは2.2Lディーゼルターボが有力。トルクがあるため、ボディーが大きくなっても走り全く問題ないはず。ランドクルーザープラドが2.8Lディーゼルを追加し、大人気となっているが、マツダのフラッグシップSUVと認められればCX-5、CX-3に続くヒットとなる可能性は十分にあるだろう。
○マツダはCX-5の兄貴分CX-9を導入
9月のフランクフルトモーターショーに、超KOERUというクロスオーバーコンセプトが出展されるが、その市販モデルはCX-9と予想される。7人乗りを売りにMPVオーナーたちにアピールしそうだ。