待望のニューモデルに車好きのみならず日本中の人々が熱い視線を送っている。ある種、異様なまでの人気を誇る新生プリウス。その最新情報を!
東京モーターショーでは日本を代表する天才打者、イチローとともに並んだ四代目となるプリウス。ついに生まれ変わったその新型が、12月9日に発売された。プリウスといえば、日本で最も売れているベストセラーの一つであり、そのモデルチェンジとあって世間の関心も絶大。
実際、大量の受注が見込まれているにもかかわらず、既に納期は4ヶ月待ちという状況になっているのだった。そんな新型プリウス、実際に買うならどのグレードがいいのか?値引きは?などなどをお伝えします。
新型プリウス、「買い」のグレードはこれだ!
4WDの価格は2WDより19万4400円高く、この差額はプレミオなどと同等だ。乗用車に用意される4WDの平均水準に収まる。先代型と価格が最も異なるのは最廉価のE(242万9018円)で、先代Lにくらべると約20万円高い。
価格が大幅に上昇した理由は、JC08モード燃費を40.8km/Lするためにリチウムイオン電池を搭載し、バイビームLEDヘッドランプなども備えたからだ。とはいえ軽量化とコスト低減のためにリアワイパーなどが省かれ、一般的な選択ではない。
そこで推奨される買い得グレードがS(247万9091円)になる。Eにリアワイパー、トノカバー、後輪側のスタビライザーなどを加え、シート生地も上級化した。9万円相当の価値を加えて、価格上昇は5万73円におさまる。差額の4万円は、駆動用電池がEがリチウムイオン、Sではニッケル水素になった影響と考えれば良い。Sは大量に売るため、駆動用電池を含めてコストを下げた。
ちなみに新型Sの価格を先代Sとくらべると9万2805円高い。装備の違いを差し引きすればどう水準だから、値上げ額の約9万円が先代型と新型の本質的な価格差になる。
2番目に買いなのは?
Sツーリングセレクションは、アルミホイールが17インチ化されて足回りの設定も変わり、リアバンパーの形状も異なる。シート生地には合成皮革を採用した。これらを価格換算すると約10万円だが、価格上昇は14万9237円だから約5万円割高だ。
なのでSツーリングセレクションは買得ではないが、走行安定性が高まる。また17インチタイヤの指定空気圧が15インチに比べて前後とも各3kPa低いこともあり、乗り心地の重厚感も増した。Sと乗り比べて魅力を感じたなら選ぶ価値がある。
また先代Sツーリングセレクションは新型以上に割高で、新旧で比べると3万6327円しか高まっていない。Sの次に買得なのがSツーリングセレクションになる。この2グレードに緊急自動ブレーキを作動出来るトヨタセーフティセンスP(8万6400円)などをオプション装着する買い方がベストだ。
なお上級のAはSより29万8472円高いが、加わる装備の換算額は25万5000円。Aはリチウムイオン電池を採用するため、Eと同じく価格が約4万円割高になるのがマイナス点。ただしAには後方の並走車両を警報するブラインドスポットモニターなどが備わり、Sではオプションでも装着できない。安全装備を重視するならAとAツーリングセレクションも検討したい。
新型プリウス 全グレード価格表
グレード | 駆動方式 | 価格 | JC08モード燃費(km/L) |
E | FF | 242万9018円 | 40.8 |
S
|
FF | 247万9091円 | 37.2 |
4WD | 267万3491円 | 34.0 | |
Sツーリングセレクション
|
FF | 262万8327円 | 37.2 |
4WD | 282万2727円 | 34.0 | |
A
|
FF | 277万7563円 | 37.2 |
4WD | 297万1963円 | 34.0 | |
Aツーリングセレクション
|
FF | 292万6800円 | 37.2 |
4WD | 312万1200円 | 34.0 | |
Aプレミアム
|
FF | 310万7455円 | 37.2 |
4WD | 330万1855円 | 34.0 | |
Aプレミアム
ツーリングセレクション |
FF | 319万9745円 | 37.2 |
4WD | 339万4145円 | 34.0 |
●価格は242万9018円~339万4145円
お買得グレード
●1位:S 247万9091円
●2位:Sツーリングセレクション 262万8327円
●3位:A 277万7563円
値引きについて
残念ながら、現段階では本体値引きはゼロ。5万円~10万円相当のオプションサービスありと言うところだ。
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