ずらりと並べられたホンダの4WD車、約10種類。ベーシックモデルのビスカスカップリングを使った4WDから、ミドルサイズ用のリアルタイム4WD、中大型車用のi-VTM、それにレジェンド、NSXなどに採用されるSH-AWD車まで雪上で乗り比べる試乗会がおこなわれた。
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その中の1種に2月25日に発表された新型ヴェゼルがあった。そのポイントは最上級グレードとも言える「Z」に4WD車が設定されたのとFFモデルのノーマルとハイブリッドに「RS」が設定されたこと。そして全車にホンダセンシングと呼ばれる衝突軽減ブレーキを含む、安全運転支援システムを採用している点も新しい。
新たに設定されたRSはFFながら、ホンダファンにとっては最も知りたい車種でもあるだろう。残念ながら予想していた1.5Lターボは今回見送られたようだが、試乗車の1.5LのNAモデルはトルクも十分にあり、比較的重いSUVを軽快に走らせる。今回、ヴェゼル全車種にパフォーマンスダンパーを装着。RSはさらに専用チューニングされ、特に雪上のような初期入力時にリニアな反応が求められる状況でも、極めて素直な手ごたえで好感が持てた。上級モデルのZと比較してみても走りはスポーティで、従来のヴェゼルよりも走りの質感は全体的に向上しているのがわかる。
RSに設定はないが、ヴェゼルに採用されるリアルタイム4WDは複雑なシステムではなく、扱いやすい性能が魅力と言っていいだろう。
こんなモデルもありました
雪上試乗会に用意されていた車種で珍しいのはS660やシビックタイプR。スポーツモデルでもコントロールのしやすさを体験できるというもの。その他、プロトの4モーター車、北米専用の大型のパイロットなどもあった。