セレナストロングハイブリッドの投入は17年8月以降に延期か
日産は、今年2~3月と見られていたセレナのストロングハイブリッドモデルの投入時期を、8月下旬以降に延期する見通しです。
現行のマイルドハイブリッド搭載モデルが新車効果やプロパイロットの設定、クオリティや使い勝手の向上などで、好調な売れ行きが続いていることから、1年後の需要一巡期に合わせて追加発売することにしたと思われます。
新開発ユニットEV走行が可能なストロングハイブリッドであり、1.2Lターボと1モーター2クラッチ&リチウムイオンバッテリーを組み合わせたシステムを採用し2WDと4WDを同時に設定すると思われます。
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日産は17年後半に新型PHVを投入する方向で開発中
日産は、17年後半にも新型PHVを導入する方法で開発中のようです。搭載モデルは明らかにされていませんが、コンパクトクラスの次期型ジュークかミディアムクラスの改良型エクストレイルになるのが有力です。
傘下に収めた三菱自動車はRVR後継車と新規コンパクトSUVの開発を進め、今年中にPHVを投入する見込みです。
これに時期が重なると、三菱自動車からの技術導入やユニット供給で対応する可能性があります。従って、クリーンディーゼル車への復帰もほぼ同時期に行われるとの情報もあります。
PHVユニットはアウトランダーPHEVに搭載している2Lと組み合わせたシステムがベースとなっています。4WDとの組み合わせであり、あまり燃費が良くないことから2WDも開発を進めているようです。
またRVR後継車は2次バッテリーを一つにした1.8Lモデルも用意していることから、これをベースにコンパクト車も設定する可能性があり、日産と三菱両ブランドで販売し、シナジー効果を高めていくものと思われます。