欧州では7月3日に予約を開始し、9月末からユーザーの手に渡り始めた新型「Aクラス」のインプレッションをいち早くお届けする。試乗したのは、日本への導入が濃厚な「A250スポーツ4マチック」と「Mercedes-AMG A454マチック」の2台だ。
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LEDヘッドライトや、新形状のバンパーなどの採用により、さらにスポーティな印象に
フェイスリフトを受けた新型Aクラスは人気を博したボディラインをそのままに、例えばLEDハイパフォーマンスヘッドライトで目力を増強しながら「ダイナミックセレクト」で4つの走行モードが選択できるようになるなど装備を増強。舌の肥えたダウンサイザーにもアピールする。
最初にステアリングを握ったのは「A250スポーツ4マチック」(218ps/34.3kgm)だ。路面はアップダウンの連続で、所々曲率のきついワインディングが顔をのぞかせる。そんなシーンでは新装備の「アダプティブダンピングシステム」が光った。これはスイッチ操作で、「コンフォート」、「スポーツ」の減衰特性が選べる電制可変減衰サスペンションで両モードには非常に明確な違いが設けられている。
秀逸だったのは、「ダイナミックセレクト」と組み合わせた4つのモードのうち「スポーティ」を選択すると、エンジン&トランスミッションは「スポーツ」、サスペンションは「コンフォート」となるのだが、これがが抜群に使いやすい。特に良かったのは上限100km/h程度のワインディング路(欧州郊外は法定速度100km/h)でのしなやかさ。一気にCクラス並とまではいかないが、熟成が進んだMFAプラットフォームを実感した。
量産2Lエンジンでは世界最高峰の381ps(先代比+21psで最大トルクは46.6kgm)を誇る「Mercedes-AMG A454マチック」は、F3やDTMがおこなわれる「Euro SpeedweyLausitzで全開走行のはず、だった。しかし他国取材チームとの混合隊列走行となってしまい、安全確保のためか走行ペースは超スロー(直線でやっと100km/h超え)に抑えられ残念ながら持ている性能の半分も味わえず・・・。
ただし、アウトバーンの速度無制限区間では200km/h超でも余裕あるエンジンパワーに加え、補強れたボディと信頼性の高いブレーキパフォーマンスが味わえた。専用の「AMGダイナミックセレクト」は「スポーツ」、「スポーツ+」とレベルを上げるごとに「コンフォート」から約100回転ずつアイドリング回転数を上げて素早い発進をアシスとする。魅力あふれる新型Aクラス、日本への導入はもうすぐだ。
Aクラス主要諸元
グレード | A250 スポーツ 4マチック | Mercedes-AMG A45 4マチック |
全長☓全幅☓全高(mm) | 4299☓1780☓1438 | 4367☓1780☓1417 |
ホイールベース(mm) | 2699 | 2699 |
車重(kg) | 1505 | 1555 |
エンジン | 直4直噴ターボ | 直4直噴ターボ |
排気量(cc) | 1991 | 1991 |
最高出力(ps/rpm) | 218/5500 | 381/6000 |
最大トルク(kgm/rpm) | 34.3/1200-1400 | 46.6/2250-5000 |
サスペンション | Fマクファーソン・ストラット/R4リンク | Fマクファーソン・ストラット/R4リンク |