16年の新車試乗のうち軽自動車を除く登録者ではトヨタが独走しそうな趨勢になっています。15年にフルモデルチェンジやビッグマイナーチェンジしたアルファード、ヴェルファイア、カローラ、シエンタ、クラウンに加え、16年に入ると12月9日一新のプリウスのフル販売、3~4月にはパッソ、エスティマ、中盤にプレミオ/アリオンのフルモデルチェンジ&ビッグマイナーチェンジ。
そして後半に新規の新トールコンパクトハッチ、コンパクトSUVとさらにニューモデルラッシュが続くためです。月によっては登録乗用車ベストテンを全車トヨタ車で占めるケースが発生するかもしれません。
トヨタブランドは15年11月現在では47.7%までシェアが拡大。レクサスを含めると48%台になります。16年に入ってからはこれらニューモデルによる新車効果でシェアアップはさらに加速するのは必至といえます。
これに対してライバル他社は日産、スズキが積極攻勢をかけるものの両社以外は新型車が少なく、大半はシェアダウンを免れそうもありません。こうしたことからトヨタ陣営の16年における登録車シェアは限りなく50%に近づくことが予想されます。
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