2016年を持って販売が終了する車がある。買い逃したくないなら今がチャンス。
2016年前半までに販売中止になる車がかなりある。販売不振で生産の継続が難しくなっているためだ。完全にやめてしまうのと、後継モデルに引き継ぐのと両方がある。ざっとあげるとトヨタはラクティスはじめウィッシュ、アイシス、カローラルミオン、RAV4、FJクルーザー、bB、iQ、エスティマ3.5、イスト。日産はモコ、ラフェスタハイウェイスター。マツダはMPV、ビアンテ、プレマシー。三菱はi-MiEV、パジェロ。スズキはMRワゴンなどがある。
トヨタは10車種と最も多い。ただ新規モデルとして10月に新型コンパクトトールワゴン、年末にコンパクトSUVを発売するので、コンパクトモデルは前述の4車種を統合し、2車種のニューモデルに引き継ぐとも言える。このほか従来のコンパクトSUVであるラッシュがどうなるかだ。ダイハツからのOEM供給モデルであり、ビーゴとは姉妹車になっている。トヨタが独自に新規のコンパクトSUVを投入するとなればラッシュ/ビーゴは廃止になる可能性もある。
モコはスズキからOEM供給を受けており、MRワゴンとは姉妹車関係にある。モコは三菱との合弁による企画開発会社「NMKV」の第3のモデルに切り替えることによる廃止。したがってMRワゴンも単独では継続が難しくなるため販売中止となる。
マツダはミニバンを廃止し、SUVの新規モデルに商品ラインナップを再編する方針に切り替えている。したがってMPV、ビアンテ、プレマシーの次期型は存在しない。プレマシーはラフェスタハイウェイスターとして日産にOEM供給しているので、こちらもゆくゆくはモデル廃止になると思われる。ベリーサはデミオベースの次世代ワゴンに引き継がれ、ネーミングが変わることも考えられる。
i-MiEVはNMKVが後継モデルを企画開発する。新型軽ワゴンをベースに電気自動車も設定するわけだが、こちらは三菱自動車のほか日産ブランドも存在する。パジェロは2016年末とモデル廃止が多少先になる。三菱のSUVラインアップ再編の一環とみられる。RVRについても新型コンパクトSUVに引き継がれ、モデル廃止となるかもしれない。
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2016年までに販売中止する車(18台)
(トヨタ)
・ラクティス:10月
・ウィッシュ:10月
・アイシス:6月
・カローラルミオン:2015年12月
・RAV4:11月
・FJクルーザー:6月
・bB:3月
・iQ:6月
・エスティマ3.5:3月
・イスト:3月
(日産)
・モコ:15年12月
・ラフェスタハイウェイスター:9月
(マツダ)
・MPV:2月
・ビアンテ:6月
・プレマシー:9月
(三菱)
・i-MiEV:10月
・パジェロ:12月
(スズキ)
・MRワゴン:6月