プリウスは現行モデルもそうだが歴代モデルがいずれも居住性に優れている。新型はTNGAプラットフォームを採用し、スペース効率が飛躍的に高まった。
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●居住性の大幅アップと乗り心地の改善
その最も大きなメリットが居住性で、なんと室内長は1905mmから2110mmへと20cm以上も拡大している。ちなみにクラウンは1975mmレクサスGSは2050mmだから両者を完全に上回っている。さらに駆動用バッテリーが小型化し、トランク下からリアシート下に移動出来たことで、荷室容量が446Lから502Lと56Lも拡大。E-Fourだって457Lもある。パッケージングに関してはモーターを持つ不利のあるハイブリッド車として完璧と言えるかもしれない。
●走りのポテンシャルも大幅にアップ
現行プリウスの最大の弱点は走っていて楽しくない事と乗り心地が悪い事だ。それは多くの人が指摘するところだ。ハイブリッド車なのだから燃費優先で現行プリウスまではやって来た。そして爆発的に売れた。しかし、ハイブリッドが当たり前になって4代目となる新型プリウスに人々が何を求めるかと言えば、それはハイブリッド車にはないものだ。想像でしかないが、「燃費のいいだけのハイブリッドではこれから通用しない」となったのかもしれない。とにかくTNGAプラットフォームを開発し低重心で操縦安定性にすぐれるハンドリングを目指したことは確か。これは欧州市場でハイブリッドよりもディーゼルがまだまだ優位という事情を覆しトヨタがシェアアップを果たすために不可欠なことだ。そのためにリアサスペンションはトーションビームからあえてコストのかかるダブルウィッシュボーンに改められてもいる。全ては気持ちのいい走りと劇的と言えるほどの乗り心地の改善のためだ。新型プリウスの走りは相当期待してよさそうだ。
●トヨタセーフティセンスPを量販車として初搭載
ミリ波レーダーと単眼カメラを使った歩行者検知機能付きプリクラッシュセーフティ、ブレーキ制御付きレーダークルーズコントロール、レーンディパーチャーアラートそしてオートマチックアラームがセットになったトヨタセーフティセンスPがAグレード以上に標準装備となる。既にランクル200には標準装備となっているが、量販車への採用は新型プリウスが初めてだ。トヨタセーフティセンスPの大きな特徴は歩行者も認識する自動ブレーキが装備されていることだ。トヨタはこの分野でやや遅れを見せていたがベストセラー必至の新型プリウスに採用されれば印象も一変しそうだ。燃費もデザインも居住性も走りもそして安全性も高いレベルとなれば、まさに敵なし。発表、発売は12月9日。トヨタの全チャンネルでの発売だが、6ヶ月待ちといった事態が必ず起きると予想される。今すぐディーラーに相談することをお勧めしたい。
【新型と 現行プリウス比較】
グレード | 新型S | 新型S E-Four | 現行S |
全長 | 4540mm | ← | 4480mm |
全幅 | 1760mm | ← | 1745mm |
全高 | 1470mm | 1475mm | 1490mm |
ホイールベース | 2700mm | ← | 2700mm |
室内長 | 2110mm | ← | 1905mm |
室内幅 | 1490mm | ← | 1470mm |
室内高 | 1195mm | ← | 1225mm |
車両重量 | 1360kg | 1430kg | 1350kg |
エンジン | 直4DOHC1797+モーター | ← | ← |
エンジン最高出力 | 98ps/5200rpm | ← | 99ps/5200rpm |
エンジン最大トルク | 14.5kgm/3600rpm | ← | 14.5kgm/4000rpm |
モーター最高出力 | 72ps | ← | 82ps |
モーター最大トルク | 16.6kgm | ← | 20.1kgm |
JC08モード燃費 | 37.0km/L | 35.0km/L | 30.4km/L |
サスペンション(前・後) | ストラット/ダブルウィッシュボーン | ← | ストラット/トーションビーム |
最大回転半径 | 5.1m | ← | 5.2m |
燃料タンク容量 | 43L | ← | 45L |
価格【新型は予想) | 245万円 | 265万円 | 238万6000円 |