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マツダロードスターRF 日本仕様は2L、6AT&6MTで今秋登場!

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今回のニューヨークオートショー最大のサプライズはマツダMX-5(国内名ロードスター)RFだった。ロードスターのRHT(リトラクタブル・ハードトップ)が発表されるとの事前情報は得ていたが、RF=リトラクタブル・ファストバックという名称、そのルーフ形状、そしてその完成度の高さは想像を大きく超えるものだった。

派生車ではなく、別の車を思わせる完成度の高さ

クローズドの状態でサイドから眺めると、ルーフからテールにかけてなだらかなラインを持つファストバックスタイルなのだが、ひとたびオープンにすると可動式のリアルーフがせり上がり、アルミ製のルーフパネルをシート背後に収納して再びタルガトップ風に残る。オープン時のフォルム、そして印象もクローズド時のソフトトップ・ロードスターとはまったく別の車のようだ。

垂直なリアガラスも同時に収納されるので、頭上の開放感と後方への風の流れは十分に感じられそうだ。クローズド時には空力的に威力を発揮するティアドロップ型のキャビンはソフトトップ同等のヘッドクリアランスが確保されている。全高が5mmだけ高くなったものの全長及び全幅はソフトトップとまったく同じで、可動式のリアルーフ部分とオーバーラップする分だけ開口部は小さくなっているものの、トランス容量もソフトトップモデルと同じ130L(DIN方式)が確保されている。

電動トップはベバスト社と共同開発されたもの

トップ開閉のメカニズムはNC型と同じくドイツのベバスト社と共同開発したもの。基本的にはRHTと同じ4ピース構造でリアデッキカバーがファストバックの形状になったのだが、実績もあり信頼性が高いのみならず、NC型ではラッチ部分がマニュアルだった部分などもフルオート化され、10km/h以下ならスイッチ一つで開閉可能になっているのも素晴らしい。

軽快な走りのプリミティブでカジュアルな性格のソフトトップに対しより質感の高いフォーマルなRFという位置付けもあって、内装もよりソフトタッチなナッパレザーを採用するなど質感は高め。吸音タイプのヘッドライナーやリアホイールハウス内の遮音材の採用などでクローズド時の静粛性も向上させている。

ソフトトップモデルの開発と並行してほぼ同時進行で作り上げられただけに、インテリアのディテールは基本的に共通だ。異なるのはセンタークラスターの空調コントローラ脇に設けられたリトラクタブルハードトップ開閉スイッチと、トップ開閉状態をアニメーションを表示するメーターパネル内の4.6インチマルチディスプレイを採用しているくらいだ。

搭載されるエンジンは欧州仕様だけが1.5Lと2Lの選択だが、国内および北米仕様は2Lの「スカイアクティブ-G2.0」のみ。トランスミッションは6速MT、または6速ATを選ぶことができる。ルーフ部分の重量増とRFのフォーマルな性格上、よりトルクのある2Lエンジンが選ばれ、国内仕様にはなかった17インチタイヤを含めた専用のサスペンションチューンが施されるとのことだ。

山本主査が語るRFの狙いと独自の工夫

4代目ロードスター開発主査の山本氏は「ソフトトップやデタッチャブルハードトップを持つロードスターは三代目で初めてRHTを採用しました。屋根のバリエーションをたくさん持つことで、その世界観を広げていくという大きな役割を担っているのです」と語る。

またRHTがあるべき姿を追求したとき、クローズド状態で乗る頻度が多いユーザーにはクローズドの状態で最も美しいデザインを提供したいという想いがあったという。NC型のRHTの時は、コンパクトなハードトップ全てを格納するという命題があり、その結果のデザインだったが、ND型ではホイールベースや全長、そしてトランクスペースをキープしたままハードトップを収納するには、ルーフの収納スペースに限界があり、発想を転換し、あえてクーペの美しい部分はそのまま残してしまうという手法が生まれたのだという。

もちろん単なるタルガトップではだめで、ルーフを開けた状態で快適なオープン感覚を味わえるように可動式のリアガラスとアクリル製のエアロボードを設けるなど、独自の工夫をほどこしているのだ。

また、ND型ロードスターの原点とも言うべき軽量化について山本氏は「もちろん軽さは大事です。リアルーフが大きくなった分だけ、RHTよりも重量差は大きく(RHTはソフトトップに比べ37kg増)になりますが、ハードトップになったことでロードスターが求める人馬一体の感覚を失うことはありません。ハンドリング、パフォーマンスフィール、ブレーキ、サウンドなどなど、軽快さを感じさせる複合的なチューニングを作りこんであります」。

前後50対50の重量バランスになるのか気になるが「ハードトップと2Lエンジン採用による前後の重量1%程度の差はありますが、かなりいいバランスに収まっています」とのことで、どんな走りを見せるのか?期待が高まるばかりだ。

ロードスターRF予想諸元

全長☓全幅☓全高(mm) 3915☓1735☓1245
ホイールベース(mm) 2310
エンジン 直4DOHC、1998cc
最高出力(ps/rpm) 157/6000
最大トルク(kgm/rpm) 20.4/4600
トランスミッション 6MT/6AT
価格 320万円

 

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