トヨタは6月中旬から下旬にかけて、10月発売の新型プリウスPHVの販売店向けの商品説明会を実施しました。次期型は昨年12月に一新した現行プリウスをベースにしながら、樹脂製のリアウインドウなどを採用してプリウスとの違いを盛り込みます。駆動用バッテリー充電後のEV走行距離を従来の2倍にあたる60kmに延長するほか、ソーラー充電システムを装着するなどの改善も行います。
国内販売計画もこれまでの月間500台前後から3500台規模の大幅な量販を目指す方針です。扱いは引き続きトヨタ全系列店となります。同モデルは近い将来、これまでのハイブリッドモデルにかわり、トヨタのエコカーの主軸との一つとなるパワートレーンを搭載することから、セールスプロモートも強力に推進する方向にあります。国内だけでなく、アメリカ、ヨーロッパを中心としたグローバル規模で増版攻勢を展開するものと思われます。