トヨタは次期型プリウスPHVを10月26日に発表、発売します。新型のハイブリッド燃費は37km/Lで、フル充電後のEV走行距離が60km以上、EV最高速度135km/hで通常走行ではほとんどエンジンのかからない革新的なPHV技術を導入します。
モーターを駆動する二次バッテリーは軽量コンパクト高効率のリチウムイオン方式。自宅での充電は200Vに加え、工事不要な100Vも選べます。世界初のソーラー充電システムを設定し、急速充電にも対応しています。
リアシートは2人掛けでトータル4人乗り。ラゲッジスペースはプリウスより狭いが、ゴルフバッグが2個入るスペースを確保しています。
グレード構成はAプレミアムパッケージ、Aレザーパッケージ、A、Sナビパッケージ、Sの5タイプ。
車両本体価格は320万~420万円で、従来モデルに比べて平均で20万円程度引き下げ、プリウスに比べ約30万円高にとどめる設定となる見込みです。
これによって月販3000台以上の量販を目指す方針です。扱うのは全トヨタ系列店。全国約5000店舗に1台ずつの試乗車と展示車を配置して、9月上旬から事前予約の受付をスタートさせます。