ハリアーは国産ハイブリッドSUVのパイオニアだ。2ndモデルにハイブリッド車が設定されたのは2005年。最新モデルは、ハイブリッド仕様が2.5L4気筒+モーター、ガソリン仕様が2L直列4気筒と、時代の要請に応えてダウンサイジングを果たしている。
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ハリアーHVの性能
ボディサイズも2ndモデルと比較してやや小ぶりになった。試乗車はハイブリッドの最上級グレード、プレミアム・アドバンストパッケージである。JC08モード燃費は21.4km/Lとガソリン4WDの14.8km/Lに大差をつけている。ハイブリッドシステムの最高出力は197psと、ガソリン車の151psを大きく上回る。そのため、ガソリン車から乗り換えると、加速性能の違いに圧倒される。モーターアシストがもたらす強力なダッシュは1.8tの重量を忘れさせてくれる。
スムーズな加速感や静粛性の面でもハイブリッドはすぐれている。市街地から高速道路のクルージング、山岳ワインディングロードまで、すべての走行シーンでハイブリッドは大きな余裕が感じられる。
ハリアーHVのスタイリング 都会的イメージ発散
スタイリングは、とがったノーズや大きく傾斜した前後ウインドウ、スポーティなサイドウィンドウグラフィックなど、ハリアーの伝統を継承した上で、さらにスタイリッシュにまとめられている。モダンでエレガントなイメージは、個性的で強い存在感を発揮する。SUVと言うとタフなイメージの車が多いが、ハリアーは都会的で、車高がやや高い5ドアスペシャルティのイメージが漂う。
インテリアは斬新だ。インパネはメーターから助手席に伸びるラインをはじめ大胆な造形で、本革調の素材をふんだんに使用するなど質感は高い。室内は快適。前席は厚みがあり、座り心地は良好。後席は身長170cmのパッセンジャーがすわった場合、足が楽に組める。また座面は高めで角度も適切であり、背もたれはリクライニングするので、長距離ドライブが楽にこなせる。
荷室も広い。ハイブリッド用バッテリーを床下に積みながら、ガソリン車と同等の容積を確保している。そして、電動リアゲートを備えるなど使い勝手にも優れる。フットワークはしなやかだ。18インチタイヤを装着しているのでグリップ力が高く、走りに安定感がある。ただし、乗り心地はやや固い。乗り心地を重視するなら、17インチタイヤ仕様がおすすめだ。ハリアーの先進イメージにハイブリッドはよく似合う。最新モデルはハイクオリティなプレミアムSUVの代表である。
主要諸元
グレード | HVプレミアム・アドバンストパッケージ |
価格 | THS 459万1963円 |
全長☓全幅☓全高(mm) | 4720☓1835☓1690 |
ホイールベース(mm) | 2660 |
トレッド(mm) | F1560☓R1560 |
最低地上高(mm) | 175 |
車重(kg) | 1800 |
エンジン(レギュラー仕様) | 2493cc直4DOHC16V |
最高出力(kW(ps)/rpm) | 112(152)/5700 |
最大トルク(Nm(kgm)/rpm | 206(21.0)/4400~4800 |
モーター最高出力(kW(ps))/ 最大トルク(Nm(kgm)) |
F105(143)/270(27.5) R50(68)/139(14.2) |
JC08モード燃費(km/L) | 21.4(燃料タンク容量56L) |
サスペンション | Fストラット/Rダブルウィッシュボーン |
ブレーキ | Fベンチレーテッドディスク/Rディスク |
タイヤ&ホイール | 235/55R18+アルミ |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 5.7 |