1.5LのSKYACTIV-Dを搭載し、洗練された乗り味も高く評価されるマツダCX-3。ベンツのコンパクトSUV、GLAと比較し、その優れた資質に迫る。
CX-3、評価高いです。ディーゼルSUV、次に乗り換えるならコレという人も多いのでは。
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コンパクトSUVに求められる資質とは
現在世界中のほとんどのメーカーが何らかの形でCセグのSUVをラインアップしている。そしてここ数年、かつては高価で大柄な車種しかなかったプレミアムブランド勢が、そこに軒並み参入してきた。さらにはダウンサイジングが進み、Bセグについても徐々に車種が増えつつあるのが現状だ。
それを象徴するのがこの2台。CX-3はBセグの注目のニューカマーで、機構的にはデミオとの共通性が高い。ただし装備や乗り味は思ったよりも差別化されていて、こちらの方が上級機種と位置づけられているようだ。一方のGLAはメルセデスのコンパクトクラスから派生したSUVで、メルセデスが新規に起こしたCセグのプラットフォームをベースに、A/Bクラス、CLAと同出シューティングブレークなど多車種を展開しているうちの1台となる。
CX-3の相手は180、それとも250か
CX-3に用意されるエンジンは1.5Lディーゼルのみ全グレードでATだけでなくMTも選べるのはご存知のことだろうが、世のBセグ車では4WDの選択肢が少ないところ。CX-3なら選べることも特筆できる点だ。かたやGLA180は、1.6Lのガソリン直噴ターボを搭載し、FWDのみのラインアップとなる。価格が300万円台中盤からという設定で、400万円台前半がメイン。上には2LのGLA250があり、そちらは4WDとなるが、価格は400万円台後半から。その辺を考慮するとCX-3と比較するなら、やはりGLA180が相応しい。
ディーゼルのトルクで走りはCX-3圧勝か
というわけで厳密にはクラスが異なり、パワートレーンも異なるのでスペックに大きな差があるわけだが、実際乗るとなると、動力性能はディーゼルのCX-3の圧勝であることに違いはない。GLAも一連のモデル群の中ではファイナルギアをおとして性能の確保をはかっていて、車速が乗ってしまえばさほどストレスは感じさせないものの、やはりCX-3には歯が立たない。フットワークについては、いずれもスポーツティなテイストを訴求していて、俊敏なハンドリングをわかりやすくアピールしている。
一方で、どちらも乗り心地がやかたいことが気になるのも同じ。パッケージングについては、どちらもあまり車高が高くなく、日本の機械式立体駐車場にもおさまる車高。ユーティリティーもGLAはCセグとして一般的な後席の居住性とトランク容量を確保しているのに対し、CX-3は上にCX-5があるので、広さを求める人にはそちらに任せた印象。CX-3はむしろこのサイズをいかした作りになっているので、後席、トランク容量ともあまり広くはない。そんなわけでコストに対するバリューの大きさを考えると、ユーティリティー面に多少のネガはあっても、ここはCX-3に軍配を上げたい。
マツダCX-3とベンツGLA180の比較
グレード | CX-3 XDツーリングL | GLA180 |
全長☓全幅☓全高(mm) | 4275☓1765☓1550 | 4430☓1805☓1505 |
ホイールベース(mm) | 2570 | 2700 |
車重(kg) | 1260 | 1470 |
エンジン | 直4DOHC 1498cc ディーゼル+ターボ |
直4DOHC 1595cc +ターボ |
最高出力(ps/rpm) | 105/4000 | 122/5000 |
最大トルク(kgm/rpm) | 27.5/1600-2500 | 20.4/1250-4000 |
ミッション/駆動方式 | 6速AT | 7速DCT |
JC08モード燃費(km/L) | 23.0 | 16.0 |
エコカー減税(取得/重量) | 免税 | 40%減税/25%減税 |
価格 | 280万8000円 | 351万円 |