SUV用スタッドレスタイヤにも乗用車用技術を搭載!
サイズラインアップ:175/80R1590Q~、235/55R18100Q(全24サイズ)
アイスガードSUVG075のここがポイント
- 乗用車用「アイスガード5プラス」で定評の「スーパー吸水ゴム」を採用し、氷上グリップを格段に進化させた。
- 低温下でのゴムの柔軟性を長時間維持するトレッドコンパウンド。
- 新開発低発熱トレッドゴムの採用により発熱を24%低減。これにより転がり抵抗が5%小さくなった。
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アイスガードSUVG075はどんなタイヤ?
これまで「ジオランダーI/T-S」というネーミングだった横浜ゴムのSUV用スタッドレスタイヤだが、今回新たに乗用車用スタッドレスタイヤのブランド名を冠した「アイスガードSUV G075」の名称を変えてフルモデルチェンジした。
ジオランダーはいわゆるクロカン4WD用タイヤのブランドだが、SUVのニーズがヘビーデューティー志向からより乗用車に近いシティーユースへシフトしていることもあり、横浜ゴムのスタッドレスタイヤだということを印象づける意味もあって名称を一新して大きく生まれ変わったのだ。
氷上ブレーキ性能で高い評価を得ている乗用車用スタッドレスタイヤ「アイスガード5プラス」のコンパウンド技術を惜しみなく搭載しているのがポイント。
より吸水性を高めた「エポ吸水ホワイトゲル」を使ったスーパー吸水ゴムを採用するなどにより、氷上ブレーキテストでは従来のジオランダーI/T-Sに対し23%制動距離を短縮している。
また、新開発「低発熱トレッドゴム」の採用により走行時の発熱を24%低下。これにより転がり抵抗が5%低減し、燃費向上に寄与、パターンノイズを低減するトレッドパターンのデザインなどによりドライ路面走行時の騒音を大幅に低減しているのも特筆ポイントとなる。
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アイスガードSUV G075、乗ってどう?
試乗は暖冬の北海道。外気温がプラスになると言う、スタッドレスタイヤにとっては過酷な条件で実施された。
圧雪路はちょっと走るとシャーベット状にベシャベシャになり、氷盤テスト路は表面の氷が溶けて水膜が覆っている。最も「滑る」条件が揃っている。
試乗は従来品となるジオランダーI/T-Sとの比較で実施されたのだが、まずは30km/hからのアイスバーン制動ではっきりとした差を体感。
発進加速時のトラクションからして圧倒的な差があり、従来品だと、「シュルルル~」と大きく滑ってはトラクションコントロールが介入する事の繰り返しなのだが、アイスガードSUVは「キュルキュル」と滑りの時間が短く、トラコンの介入も頻度が少ない。制動ポイントに向けて30km/hまで加速させるのが「容易」だったのだ。
そしてブレーキ。結果を言えば、アイスガードSUVは従来品よりも車1台分程度手前で止まることができた。およそ4mだ。この差は大きい。ブレーキをかけた瞬間から減速感が大きく、安心感が高いのだ。