ノート 147万9600~226万6920円
日産期待のグローバルコンパクトカーとして登場した。気合いの入ったマイナーチェンジを実施して、商品性を高めている。
オーテックジャパンが送り出すノートNISMOは、スタイリッシュなエアロパーツを身にまとい、インテリアも精悍なブラックとした。
エンジンを1.6Lとし、ファインチューニングを施したNISMO Sは、さらに刺激的で走りが楽しい。
- 専用チューンの1.6L DOHCを搭載したノートのホットモデル。ミッションは5MTのみ
おすすめグレード:NISMO S 226万6920円 値引き目標額16万円
- 全長4190☓全幅1695☓全高1515mm
- ホイールベース2600mm
- 車重1080kg
- エンジン:直4、1.6L DOHC
- 最高出力140ps
- 最大トルク16.6kgm
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セレナ 231万6600~318万7080円
日本を代表するファミリー向けのミニバンだ。8月に満を持してモデルチェンジしたばかりだから、これから買っても十分に楽しめるだろう。人気モデルだけに、ミニバンとしての使い勝手は1級の折り紙付きだ。
3列目でも快適だし、ラゲッジルームも荷物を積みやすい。注目のプロパイロットは単一車線だけでの自動運転だが、高速道路では重宝する。新型はハンドリングも大きく向上した。
- セレナのモーターはベルトでエンジンにパラレル接続し、アイドリングストップなどをサポートする。
おすすめグレード ハイウェイスターGプロパイロットエディション 318万7080円 値引き目標額16万円
- 全長4770☓全幅1740☓全高1865mm
- ホイールベース2860mm
- 車重1710kg
- エンジン:直4、2L DOHC+モーター
- 最高出力150ps
- 最大トルク20.4kgm
- JC08モード燃費16.6km/L
- エコカー減税:自動車取得税60%、自動車重量税50%
リーフ 280万3680~428万8680円
世界初の量産EVで、今年になって大容量の30kWバッテリー搭載車を追加した。が、この予算だと従来の24kWバッテリー搭載車がメインのターゲットになる。
リーフはモーターならではの痛快な走りを楽しめ、エコカー減税の対象なのも嬉しい。エアロパーツを装着したスポーティなルックスで、タイヤとアルミホイールも17インチになるエアロスタイルなら長く付き合えるだろう。
- リーフにはカラフルなボディカラーが多く揃えられており、全12色展開となっている。
おすすめグレード Sエアロスタイル(24kWh)310万6080円 値引き目標額12万円
- 全長4460☓全幅1770☓全高1550mm
- ホイールベース2700mm
- 車重1450kg
- リチウムイオンバッテリー(モーター)
- 最高出力109ps
- 最大トルク25.9kgm
- 航続距離228km
- エコカー減税:自動車取得税100%、自動車重量税100%
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ティアナ 256万3920~351万3240円
FF方式を採用する世界基準のアッパーミドルサルーンだ。おもてなしを掲げたモダンデザインのインテリアをコンセプトに、上質な仕上がりと高級感を売りにしている。
プレミアムムードが強いが、価格はリーズナブルに抑えた。ただし、ワイドボディだから取り回し性は今一歩に止まる。走りは快適性を重視した味付けだ。エンジンも軽やかに回る。自動ブレーキは標準装備とした。
- 3代目となる現行型は北米仕様のアルティメットボディーを共有する兄弟車として登場した。
おすすめグレード XLナビAV Mパッケージ 321万3000円 値引き目標額27万円
- 全長4880☓全幅1830☓全高1470mm
- ホイールベース2775mm
- 車重1480kg
- エンジン:直4、2.5L DOHC
- 最高出力173ps
- 最大トルク23.9kgm
- JC08モード燃費14.4km/L
ジューク 197万5320~297万1080円
コンパクトサイズだが、個性的なデザインで存在感も強いのがクロスオーバーSUVのジュークだ。手軽にSUVの楽しさを味わえるが、4WDを選べるのは1.6Lのターボだけでとなる。
精悍なルックスで、気持ちいい走りへと誘ってくれるのはNISMOだ。硬派のRSに惹かれるが、ムード派のNISMOでも満足度が高い。ただし、NISMO系は自動ブレーキの設定がないのが難点。
- デビューは2012年と日産の中でもモデルスパンが長めになってきた元祖クーペ系SUV。
おすすめグレード NISMO297万1080円 値引き目標額21万円
- 全長4165☓全幅1770☓全高1570mm
- ホイールベース2530mm
- 車重1400kg
- エンジン:直4、1.6L DOHCターボ
- 最高出力190ps
- 最大トルク24.5kgm
- JC08モード燃費13.4km/L
エクストレイル 223万8840~309万6360円
タフな道具としての魅力を訴求し続けているクロスオーバーSUVがエクストレイルだ。ハイブリッド車に心を惹かれるが、5人乗りだけ設定だし、今回の企画では予算も厳しい。
潔く2Lのガソリンエンジン搭載車を狙った方がいいと思う。コストパフォーマンスはかなり高い。20X系は充実した装備内容で、話題のエマージェンシーブレーキパッケージもあるから食指を動かされる。
- 2013年にデビューした現行型は昨年新たに1モーター2クラッチのハイブリッドを追加。
おすすめグレード 20Xtエマージェンシーブレーキパッケージ 309万6360円 値引き目標額26万円
- 全長4165☓全幅1770☓全高1570mm
- ホイールベース2530mm
- 車重1400kg
- エンジン:直4、1.6L DOHCターボ
- 最高出力190ps
- 最大トルク24.5kgm
- JC08モード燃費16.4km/L
エルグランド 321万3000~562万8960円
日産を代表するビッグサイズのプレミアムミニバンだ。V6エンジンやパワフルなディーゼルターボ搭載車が一世を風靡していた。
が、現行モデルのデビューは2010年の夏だから新鮮味は薄れてしまった。だが、背を低くしたことにより、軽快な走りを披露する。
インテリアも上質だ。どの席でもシートの座り心地がよく、寛げる。2.5Lモデルを選んでも気持ちいい走りを引き出しやすい。
- エルグランドは歴代初めてFF車に切り替わった現行型から、強敵アルファード/ヴェルファイアの前に苦戦。
おすすめグレード 250G 321万3000円 値引き目標額31万円
- 全長4915☓全幅1850☓全高1805mm
- ホイールベース3025mm
- 車重1910kg
- エンジン:直4、2.5L DOHC
- 最高出力170ps
- 最大トルク25.0kgm
- JC08モード燃費10.8km/L
予算を広げればこんな日産車も
日産のニューモデルとして期待されるのが、来年秋にも日本導入予定の新型スカイラインクーペ(インフィニティQ60)。
新開発の直噴V6、VR30型3Lターボは304ps/40.7kgm版が600万円級、408ps/48.4kgm版が700万円級とレクサスRC並となりそう。
そこまで高スペックなV6ターボ版が必要ないなら、現行スカイライン200GT-tが積む直4、2Lターボ版のスカイラインクーペなら400万円級で狙える。このあたり、待っている日本の車好きもいるのでは。
次に、総額350万円を超えるものの、400万円まで予算を確保すればフェアレディZが狙える。ただし、値引きも含めて条件内に入ってくるのは383万1840~390万9600円の標準仕様に限られる。