年末ボーナス商戦！コミコミ３５０万円の三菱車は？

実用的なSUVで後席も広く内装は上質だ。旋回時には改良前に比べて後輪の接地性が若干下がったが、回頭性が向上して峠道の走りも楽しい。

エンジンノイズの不満も解消した。一般的にアウトランダーならPHEVを選ぶが24Gも熟成された。24Gナビパッケージは24Gセーフティパッケージよりも約３２万円高いが、オプション価格が約34万円のカーナビと5万円相当の電動リアゲートが備わる。

ロックモードを備えた4WD、210mmの最低地上高尾などによりミニバンでは悪路の走破力が最も高い。車内も広く全長が4800mm以下のミニバンでは居住性が一番快適だ。

発売後10年近くを経過して乗降性と安定性に古さを感じるが、今でも選ぶ価値がある。ディーゼルも魅力だが、ノイズと振動が気になり燃費もさほど良くない。24Gパワーパッケージは価格を含めて買い得だ。

生粋のオフロードSUVで、発売後10年を経た今では舗装路の安定性が不満だ。床が高いから乗り降りがしにくく、後席に座ると膝が持ち上がる。

その代わり悪路の走破力は依然として高い。価格はかなり割安。ランクルプラドでは直列4気筒2.7Lの最廉価仕様が約337万円だが、パジェロGRはV6、3Lを搭載して約328万円だ。内装の質感も勝る。この価格で買えるのはお得だ。