金秋にもリーフをフルモデルチェンジし航続距離を500kmまで延長?
「日産が今年10月にも電気自動車のリーフをフルモデルチェンジする」との話がささやかれています。
現行モデルの登場が10年12月であり、7年ぶりの世代交代となるので時期的にはおかしくはありません。
次期型はプリウス的な背が低めの2ボックスボディとなり、空力特性に配慮したボディシェルを採用するといいます。
満充電後の航続距離は最長500kmで、現行の288kmから200km以上も大幅に延長されます。夜間、雨天、エアコン作動時の走行でも400km走れるのを最大の売りとするようです。
ただ、首都圏にある日産販売店にはリーフがフルモデルチェンジするとの正確な情報はまだ流れていません。
開発担当者筋では「技術的には航続距離が400~500kmまで延長可能な域に達しているが、あまり早く発売して売れすぎるとガソリン需要の問題にも発展する」といった懸念に配慮し、新型車投入のタイミングを見計らっているという見方もあるようです。
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セレナe-POWERは価格設定が課題。500万円超えでは売れないとの見方
セレナに待望のe-POWERが8月に追加投入される見込みです。ただし、好調に売れるかどうかは価格設定次第と指摘する声もあります。
ノートだとノーマルタイプに対して売れ筋のXが46万3332円高、最上級のメダリストが61万6680円高となっています。NAガソリン車に比べてJC08モード燃費が10km/Lもいいので、メリットはあります。
ただし、セレナだと騒音や振動を抑えるためにエンジンマウントにもっとコストをかける必要があるので、ハイウェイスターだと諸費用込みで500万円を突破する可能性があります。
ライバル車であるヴォクシー/ノア/エスクァイアハイブリッドは300万~325万円であるから、これよりセレナは50万円アップ以内に納めないと拡販が難しくなりそうです。
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ノートに自動車運転支援システムのプロパイロット仕様を設定か?
日産はノートに自動運転支援システムの「プロパイロット」仕様を設定して今秋にも発売する方向で開発を進めているようです。
20万円程度のコストアップになることから、当面は標準タイプとe-POWER車にオプションか、特別仕様車として設定するものと思われます。
安全対策の強化が車作りの課題になっていることから、これを一つの売りとして商品ラインアップの強化を進める方針です。
- e-POWERモデルの売れ行きが絶好調の日産ノート。このコンパクトクラスに先進運転支援装備市プロパイロットが搭載される情報には注目だ。