販売店筋によると、トヨタは2020年までに国内向けモデルにおいて、SUVにおける軽自動車からラグジュアリーモデルまでのフルラインアップ体制を確立させる見込みです。
現在、トヨタのSUVはC-HR、ハリアー、ランドクルーザー、ランドクルーザープラドの4モデル体制となっています。
これに新型軽自動車、スモールクラス、それとかつて販売していたRAV4を復活させることで、よりきめの細かいフルラインアップを整える見込みです。
これによって国内SUVシェア30%以上の確保を目指す構えです。
この中で軽自動車とスモールクラス(1.2L程度)は、子会社であるダイハツからのOEM供給車両でカバーします。
RAV4は19年秋にも最新型を復活させる方向で準備を進めていて、C-HRとハリアーの中間に位置するミディアムクラスのポジションでの設定を想定しています。
新開発の2Lハイブリッドの搭載や、2列5人乗りに加えて3列7人乗りなどを売りにします。
その後PHVもラインアップに加える見通しです。
SUVの全体的なパワートレーン戦略については、ガソリン、同ターボ、クリーンディーゼル、ハイブリッド、PHVなどを順次搭載、将来的には電気自動車も投入する方向で進めています。
- CHRをはじめ好調な売れ行きを見せているトヨタのSUVは今後、さらにコンパクトSUVの追加など、ラインナップの充実化が図られる見込み。